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起き出してiPhone12Proを見ると時刻は7時50分。昨夜は11時過ぎに床に就いた。例によって少しウトウトとしたら眼が覚めるという睡眠障害的症状を繰り返したが、今日は夜明けまでしとしとと雨が降り続いた。こんな日は明るくなってからストンと眠りに落ちることが出来る。でもまあ、逆に言うと早起きする必要のある朝は、低気圧だと起きられずに困ったりするのだけれど。9時、小雨になったのを見計らってjogに出る。外の気温は19℃。ウエアに迷う季節がやって来た。ノースリーブのコンプレッションシャツで走れる基準は20℃以上。ただし陽射しがあったり風が冷たくなければ18℃くらいまでイケる。逆にその気温でロングスパッツを穿いたり半袖Tシャツにしてしまうと暑くて不快になってしまうこともある。今朝は時折パラパラと雨の落ちる曇り空だったが、夏仕様で少しも寒く感じることなく最後まで走れた。ただし戻ってお風呂から上がってからは久しぶりにスウェットの長ズボンを穿き、靴下も履いた。何カ月ぶりだろう。今年は梅雨寒というのもほとんどなかった気がするから、5月頃からずっと短パン裸足生活が続いたわけだ。本当に長い夏だった。 ※写真は今朝の公園。ジョギング中に撮影。画面中央の木は桜。葉が色づき始めた。。data:iPhone12Pro2 ×1 #Instagram #MOLDIV #ORIGINAL #
by tohramiki
| 2023-10-04 19:38
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7時起床。8時よりウォーキングに出た。外はよく晴れて風もないが、ハーフパンツにタンクトップという格好では少し寒く感じる。気がつくと道路の日なたの部分を歩いていた。少し前までは意識して日陰の部分を歩いていたものだが、さすがに10月なんだなと思う。ウォーキングの際、靴下を履くのも嫌ではなくなった。一旦戻り、珈琲を飲んでジムに出かけようとしたら、玄関の三和土でゴキブリが一匹、ひっくり返って死んでいた。土曜日の夜だったか、カサコソと現れたアイツに違いない。チェストの下にササッと隠れたので、殺虫剤で一撃してやろうと思っているうちにどこかに消えた。ひとりで暮らしていると、こんな連中でも生きているものが同じ部屋にいてくれると妙にホッとするものだ。なので深追いせずに放置していた。そうしたら死んじゃったんだな。何しろ我が家にはゴキブリコンバットという、ヤツらにとっては対戦車地雷みたいに殺傷能力の高い兵器が設置してあるのだ。 初期のRCサクセションに「忙しすぎたから」という曲がある。セカンドアルバム『楽しい夕に』(1972年)に収録されている。忌野清志郎ではなく、リードギターの破廉ケンチがヴォーカルを取っている。作詞はベースの林小和生で、「夏が終わってゴキブリが死んだら / もっといい友だちに会えるかもしれない」という歌詞で終わる。 ※写真は今朝のウォーキング中に撮影。今日の空には実に秋らしい雲がたなびいていた。data:iPhone12Pro2 ×1 #Instagram #MOLDIV #ORIGINAL #
by tohramiki
| 2023-10-03 20:33
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またまた昨日の続き。向田邦子・著『海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選』の中に「お弁当」という一篇がある。こんな書き出しだ。<自分は中流である、と思っている人が九十一パーセントを占めているという。この統計を見たとき、私はこれは学校給食の影響だと思った。毎日一回、同じものを食べて大きくなれば、そういう世代がふえてゆけば、そう考えるようなになって無理はないという気がした。>。巻末の初出誌一覧によれば、<『週刊文春』1980年5月1日号>のことだ。Wikipediaには<中流意識は高度経済成長の中で1960年代に国民全体に広がり、1970年代までに国民意識としての「一億総中流」が完成されたと考えられる。>と書かれている。僕は時の総理・大平正芳(1979年・昭和54年〜1980年・昭和55年)が記者に「あなたは上流・中流・下流、とれに属するかと思うか」と問われ「中流だと思う」と答え、国民全体が植木等に「こりゃまた失礼いたしました」と言われたときのクレージー・キャッツみたいにズッコケたのをよく覚えている。 ともあれ、あの頃は何ともお気楽で幸福な時代だったのだ。現在も給食はあるけれど、今はそれしか食べられなくて、学校が休みになるとお腹を空かせてしまう子がたくさんいるという。そういう子どもたちを助けるボランティアの「こども食堂」も多数ある。先の向田さんの文章は<小学校の頃、お弁当の時間というのは、嫌でも、自分の家の貧富、家族の愛情というか、かまってもらってるかどうかを考えなければいかない時間であった。>と続く。そして時々「忘れた」「お腹が痛い」というあきらかな嘘の言い訳をして、その時間は校庭でボールを蹴ったり砂場で遊んだり、そんな元気もないのか校舎の壁にもたれて日なたぼっこをしてる子もいた、という回想となる。向田さんは昭和4年(1929年)生まれだから、戦前の話である。昨年暮れにタモリさんが『徹子の部屋』に出演した際、黒柳さんに「来年(2023年)はどんな年になるでしょう」と訊かれ、「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と答えた。結局のところ、時代がぐるりとひと廻りしてしまったのだ。 ※写真は1年前の今日10月2日だが、空はまったく夏そのものだ。こうして見ると去年の今頃も、気象は異常だったんだな。data:iPhone12Pro2 ×2 #Instagram #MOLDIV #ORIGINAL #
by tohramiki
| 2023-10-02 15:42
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昨日の日記で向田邦子さんの随筆はすべて読んでいると書いた。伊丹十三さんのものもそうだ。お二人とも、エッセイストとしての活動期間が短く、作品数が少ないからだ。伊丹さんは1984年の『お葬式』以降、映画監督に専念されたし、向田さんは不幸にも1981年に台湾で起きた飛行機事故で亡くなってしまった。ご存じのようにシナリオライターとしては『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』とヒット作を連発していたが、随筆家としてはまさにこれから、というときの死だった。シナリオ作家として人気絶頂だった1975年に乳癌を患い、幸い完治したものの利き腕の右手が上手く動かないという後遺症に見舞われる。そんなとき情報誌『銀座百点』への随筆連載を打診され、「左手で書いてみよう」と手がけたのが、後に『父の詫び状』(文藝春秋・1978年)としてまとめられる文章である。 ところで昨日書いたように向田さんは、甘い物などの間食を「お八つ」と書く。昔の時刻「八つ時(やつどき)」(現代の午後3時)に食べたことからこう呼ばれたので正しいのだが、おそらく最近の編集者なら「読者につたわりにくいので」と「おやつ」に変えてしまうだろう。伊丹十三さんも「うどん」を「饂飩」と書く。これも難しいのでと開く(ひらがなにする)よう進言されると思う。ものを知らない10代の僕なんかは、「饂飩」? なんて読むんだろうと辞書を引いた。こうして昭和の先人たちは文化や教養を教えてくれた。 ※僕は伊丹十三さんのエッセイをすべて文庫になってから読んだ。高校生の頃だ。写真は後に古書で買い直したもの。『ヨーロッパ退屈日記』(文藝春秋・1965年)は新装版。『女たちよ!』(文藝春秋・1968年)には最後のページに「──園子」さんという、元の持ち主の名前が書かれている。data:iPhone12Pro2 ×2 #Instagram #MOLDIV #ORIGINAL #
by tohramiki
| 2023-10-01 15:12
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NHK朝ドラ『らんまん』が終わった。とは言え僕は例によってまだ先週25週「ムラサキカタバミ」の水曜日、関東大震災の大火事の中、寿恵子(浜辺美波)が万太郎(神木隆之介)に「渋谷に逃げましょう」と進言したところまでしか観ていないのだが──。ところで少し前から、写真をアップした向田邦子『海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選』を読み始めている。向田さんのエッセイはすべて読んでいるけれど、X(旧・Twitter)でどなたかが書影を上げていたのを見て、装幀の素晴らしさに惹かれ、尚かつ食べ物に特化した個人アンソロジーということで買った。Amazon.co.jpの古書市場で180円(送料257円)と値段も安かった。「お八つ」という章がある。向田さんの随筆には頻繁に登場する、厳格かつ尊大で気難しいお父様が夕食後、火鉢でカルメラ焼きを作るシーンがある。万太郎が寿恵子と出会うきっかけになる「かるやき」である。こういうとき姉弟4人が揃わないとお父さんは機嫌が悪くなるので、お母さんが「勉強もあるだろうけど、頼むから並んで頂戴よ」と子どもたちに頼むところが可笑しい。 そしてお父さんは自分で買ってきたカルメ焼き専用の、赤銅の玉杓子にザラメの砂糖を入れ、火にかける。「自分で買ってきた」とわざわざ書くところもいい。つまり明治男の父親は普段、家庭用品などは家の者に買わせ、自分では店などに絶対足を踏み入れないのだろう。<「これは邦子のだ」とまじめくさって言うので、私も仕方なく「ハイ」と有難そうに返事をする。>と続く。砂糖が煮立つと菜箸の先にほんの少し重曹を付け、火から下ろして勢いよくかき回す。すると砂糖は「嘘のように」膨れて「カルメラ焼き」が出来上がるそうだ。しかし時々膨れすぎて割れてしぼんでしまう、するとお父さんは不機嫌になる。『らんまん』で池内万作が演じた菓子職人・文太のように、誰もが上手く作れるものではないらしい。 ※写真は『海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選』(河出書房新社)。装幀はクラフト・エヴィング商會(吉田篤弘・吉田浩美)。data:iPhone12Pro2 ×2 #Instagram #MOLDIV #ORIGINAL #
by tohramiki
| 2023-09-30 14:09
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