![]() by tohramiki カテゴリ
以前の記事
2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 検索
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
4時半起きが続く。朝まず最初にやることはストレッチ。その後iMacに向かい、必要なメールを書いたりこの日記をアップしたり、そうこうしているうちにやっと眼が覚めてくるのでお風呂へ入り、たっぷりと汗をかいてからいざ原稿書き──これがjogに出ない日の始まりなのだが、今日はまったく眼が覚めなかった。6時が過ぎても朦朧としてる。この状態で風呂に入ったら、寝落ちしてザブンとアタマから潜ってしまう(涙)。なので仕方なくソファーで二度寝した。すると犬の夢を見た。僕が小学校に上がる前に我が家にやって来て、中学2年の時に死んだ。
茶色と、黒に近いコゲ茶の雑種で、柴犬なんかと比べると長い毛をしていた。いったい何の犬種が交じっていたのだろう。兄貴が友達の家で生まれた子犬を貰って来た。誰が付けたのか、「コロ」という名だった。家族からするとこのうえなく可愛いヤツだったが、よその人からは、「その名前は似合わない」「可愛い過ぎる」という意見が圧倒的だった。どうやら「凶暴な顔をしてる」らしかった。確かに、喧嘩がムチャクチャ強かった。これは『猫の神様』にも書いたが、まだほんの子犬だった時、裏の家で飼われていたテリア2匹相手に決闘した。「お宅のコロちゃんが喧嘩してる」と近所のオバサンに教えられ慌てて駆けつけた。 最近よくいるヨークシャーテリアてはなく、もう少し大きい犬だ。絶対にコロは殺されてるだろうと思ったら、完勝していた。しかも相手の2匹は口から鮮血を滴らせていた。ヤツは敵の舌に噛み付くという、殺人ならぬ殺犬技を繰り出したのだ。繰り返すがほんの子犬の時である。コロ、恐るべし(涙)。しかし成犬になると、一切喧嘩をしなくなった。当時の犬達というのは今と違い、散歩の途中で出会うとチンピラのようにメンチを斬り合い吠え合い、飼い主がリードを押さえていないと乱闘になったものだが、コロは相手の犬がどんなに吠えても無視していた。その毅然とした姿は、子供心に飼い主として誇らしかった。むやみに戦わない、無駄な殺生はしない、本物の戦士という感じがした。 それと、これは今朝夢に見るまでずいぶん長い間忘れていたのだが、彼は生涯独身であった。昭和の『三丁目の夕日』時代のことだから、去勢なんて一切してない。で、当時は雑種であっても、近所に年頃の牝犬がいると、「ウチのワンちゃんとどうかしら?」とお見合いの話があった。しかしコロのヤツは何度引き合わせてみても、一切興味を示さなかった。あのストイックさはいったい何だったのだろう。今朝夢の中で、彼は開発前のお台場みたいな広陵とした原っぱに、四本の足をすっくと踏ん張って立ち、遠くを見つめていた。コロよ、お前はそんなにもひたむきに、いったい何を見つめていたのだ? けれど今でも俺は、お前を誇りに思っているよ。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-31 08:02
|
Trackback
相変わらず7月31日の日記に書いた、〈なんちゃって茄子の鍋しぎ〉にハマッているトーラミキですが、今日も午前中いつものスーパーいなげやに行くと、ぷりっぷりのが1本38円で売ってたので購入して来ました。しかし本日ネットを見てたら、明日8月31日は「野菜の日」なんだそうで、〈子どもが嫌いな野菜、1位は「なす」〉という記事が出ていた。うーむ、そうなのか。何ンでだろ? ところで僕らが小さい頃、つまりは昭和の時代、「子どもはニンジンが嫌い」と言われてませんでしたか。あれね、昔から解せなかった。だって例えばハンバーグの付け合わせのグラッセなんて、甘くてバターが効いてて、お子様が最も好みそうだ。カレーに入ってる人参も同様。
僕の場合、「変わってる」「子どもらしくない」と言われましたが、トマトが苦手でしたね。実は今でもそう。例えばスライスしてドレッシングをたっぷりとかけ、レタスや胡瓜と一緒にツナサラダ、なんてのは好きですが──うーん、だけどそれも、30才くらいになってからかなあ。居酒屋の冷やしトマト、ざくざく切って塩ぶっかけて食うヤツ、あれには未だ食指が動かない。が、しかし! 熱が加わると話は一気に変わる。サンジェルマン辺りで美味しいイングリッシュ・ブレッドを買ってきて厚さ1.5センチくらいにスライス。そこにフライパンで軽く脂を落としたベーコンを敷き、レタスを敷いてのBLTサンド。マヨネーズを乗せ、オーブン・トースターで焼いたのなんてもー、うまうま。あとはピザですね。トマトのトッピングの無いピザなんて考えられない。 中野北口、サンプラザの西側に位置する飲み屋街の一角に、台北酒場というお店がある。カウンターだけのこぢんまりした、落ち着くうえに出て来るもの何でも美味いというカンドー的なところなのだが、台湾出身の美人のママさん(←推定50代だが本当に綺麗な人)が、中華鍋でシャカシャカと手早く作ってくれるトマトと玉子の炒め物が絶品。これね、家でやってみても何故か上手に作れない。トマトの水分が出てぐしゃぐしゃになってしまうか、あるいはイマイチ火が通らずトマトの甘味が出ない。おそらくママさんによる本場のコツがあるのだろう。それにしても台北酒場、もうずいぶん行ってないな。5、6年、いや、もっとか。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-30 06:07
|
Trackback
5時起床。早朝より原稿書き。窓の外はと言えば、陽射しは真夏だが風は初秋である。洗濯物が心地良く乾く──が、土日にけっこう頑張れたツケが来たのか、午後3時頃からドッと疲労が出る。ソファーで2時間爆睡してしまう。穏やかな気候だから、昼寝も気持良い。民主党の代表選は、野田さんが勝ったようだ。小沢氏支持ということで昨日、一昨日辺り、「海江田万里が総理になる? マジかよ」と思ってたの、僕だけではないと思う。てゆーか小沢さんは、本気で海江田サンが党の代表、日本のトップで良いと思ったのだろうか。だとしたら、相当ズレで来たんじゃなかろうか。
それにしても、小沢一郎さんは何ンであんなに嫌われるのだろう? 単にヴィジュアルからだとしたら可哀想だ(涙)。小泉純一郎と同じで、色んな意味でハッキリしてるから僕は好きですけどね。政治家はハッキリしていてくれないと困る。曖昧な人には支持も批判も出来ない。ただし、長年「豪腕」「実力者」と呼ばれながら、自民党を飛び出してから何かひとつでも成功したことあるの? とは思う。ヤワラちゃんを選挙に出すとか、そういうくだらないことはもういいよ。早いとこその実力とやらを見せつけてくれ。 深夜、HDD録画しておいた世界陸上を見る。室伏広治選手が優勝した。圧倒的な強さ、落ち着き。さらにあの、インタビューでの謙虚さ。これぞまがい物ではない、正真正銘、実力者の姿でしょう。ところで2年前も書いたような気がするが、ボーッとテレビを観ていると、室伏選手のお父さんと舛添要一さんを間違えてしまうのは僕だけか? ▲
by tohramiki
| 2011-08-29 13:33
|
Trackback
5時起床。陽が昇り始めるのと同時にjogへ出る。快晴の元、124分。iPod Shuffleには山下達郎が入っている。「愛を描いて〜LET'S KISS THE SUN」や「LOVELAND, ISLAND」といった〈夏だ、海だ、タツローだッ〉(笑)という曲も良いけれど、やはりファースト・アルバム所収の「夏の陽」、『RIDE ON TIME』の「夏への扉」は、どうしてもこの季節、夏が終わる前に聴きながら走りたい。そして、「うーうー、長年この人のファンで良かった!」と心の底から思う。ファンと言えば──23日に『監督失格』のプレイベントと、その前に『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』に関する打合せがあったのだけど、新宿駅に着くとまだ5分ほど時間に余裕があった。そこですかさず紀伊國屋書店に突入し、『ミュージック・マガジン』9月号を買った。特集はもちろんニュー・アルバム『Ray Of Hope』発売記念、達郎サンである。
例えば『レコード・コレクターズ』誌で大滝詠一さんの特集はリマスター盤が出る度大々的に組まれるのに、達郎さんは一度も無い(シュガー・ベイブ、『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』はあるが)。レコード収集家としての寄稿は何度もあるに関わらず、である。やはりそれも「本を出さない、アリーナで公演をしない、テレビに出ない」というポリシーの一環なのだろうか? それが今回『ミュージック・マガジン』さん、やってくれました。36ページにわたる大特集である。湯浅学、長谷川博一、渡辺亨といった名うての文章家達による徹底したヒストリー&アルバムガイド。もちろん8ページのロング・インタビューもある。インタビュアーは能地祐子さんだ。これがね、本当にイイんだなあ。嬉しい。 忌野清志郎さんと今井智子さんとはまた違った関係性だろうが、インタビューイであるミュージャンと、その人の音楽を長年愛し続けた書き手による、愛情とリスペクトに満ち溢れた原稿である。ご存じの通り完璧主義者中の完璧主義者・達郎さんは、めったにアルバムを出してくれない(涙)。今回も6年振りだ。それも『WooHoo』という仮題で着々と録音が進行中と伝えられながら、3.11の影響もあったとかで延期。しかし、その震災後、先にシングルでリリースされていた「希望という名の光」がラジオ等で繰り返しかけられたということもあり、新しく『Ray Of Hope』として生み出された。能地さんの筆には、そんな待たされ続けたファンが共通して持つ歓びが、端々に感じられる。 そしてカーティス・メイフィールド、ラスカルズといった山下作品のルーツとなるミュージャンの存在をしっかりと押さえながら、今回のアルバムに於けるメッセージ性を的確に、そして平易に解説する。かと思うと長い付き合いということからだろう、ちょっと意地悪というか、悪戯っぽい質問もあって、それがまあ何とも可愛らしいというかキュートと言うか。達郎さんも思わず、「やめてくださいよ、あなた(笑)」なんて苦笑してる。ベテランの男性アーティストと年下の女性ライターというバランスもあるのだろうが、実作者と批評家の関係はすべからくこうでありたいと思う。深い尊敬の念を抱きながら、あくまでその間にあるものは平等であり、故に時には鋭い突っ込みもあって相手をヒヤリとさせる一方、なごやかなジョークもあって読み手を和ませる。 何故なら、山下達郎がアルバムを制作するということは、音楽の神様、ポップスの神様と対話することに他ならない。此処で言う「神」とはもちろん宗教的なそれではない。ポピュラー・ミュージックを愛する世界中の人々、その想いの総体だ。何故なら、誰しも経験があるはずだ。偶然ラジオから流れて来たあの曲に救われたこと、不覚にも涙したこと、思わずヴォリュームを上げ、ステアリングを叩いて唄ったこと、そして「やっぱり明日も頑張って生きていこう」と思い直したこと。達郎さんはおそらく、そういったすべての「僕達」の時間、瞬間に手を伸ばし、触れようとしたに違いない。だからこそ能地さんは「音楽はピュアであるがゆえに力が弱かったりもする」という達郎さんの発言を後半に、そして「でも音楽は絶対になくならない」という言葉で文章を締めくくっている(←こういうのって僕も普段なかなか判って貰えないのだが、インタビュー原稿に於いて、インタビューイの発言の何処を肝にして何をクライマックスに持って来るかは基本的にライターの裁量であり、何より腕の見せ所である)。 また、「本当に煮詰まった時に聴けるアルバムは一枚しかない」という発言があり、ちなみに達郎さんにとってその一枚とはカーティス・メイフィールドの『ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥディ』だとか。僕は日頃「オレはエレック盤の『SONGS』から持ってたゾ」とか「オールナイトニッポン第2部から聴いてたぜ」とか、「大滝さんから無理矢理押し付けられたイチジク浣腸のCM(♪♪カ・ラ・ダの調子がくるったら〜)だってリアルタイムで観てンだからなー!」と自慢してるワケですが、2002年にリリースされたRCA / AIR時代のデジタル・リマスター盤も買ってないし、だいいち達郎サウンドをMP3に落としてiPod Shuffleで聴くなんざ、ファンの風上にも置けない不届き者ですが(涙)、それでも〈SOMEDAY 一人じゃなくなり/SOMEDAY 何かが見つかる〉と、『RIDE ON TIME』1曲目「いつか」を聴き、泣きそうになりながら今日も走るワケです。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-28 10:20
|
Trackback
昨日辺りからtwitterに情報が流れていたのだが、約20年間行方不明で、死亡説すら噂されていた映画監督の曽根中生氏が、大分の湯布院映画祭に姿を現し、空白期間について語ったという話題が〈シネマ・トゥデイ〉のニュースで詳しく報じられた。大学生の時、にっかつロマンポルノの封切館でバイトしていたこともあり、この人の映画は本当によく観た。好きだった。当時既に40代で、大人の職人的な演出家に徹しようとしながらも、登場人物の若さや無力さに、否応なく加担していくような味があった。
代表作と言えばやはり石井隆・原作による『天使のはらわた・赤い教室』(1979年)。一般作では松竹配給による『博多っ子純情』(1978年)か。1983年には小林信彦の小説を映画化した『唐獅子株式会社』(東映・1983年)があり、この時のエピソードは評伝『天才伝説 横山やすし』に詳しく描かれている。Wikipediaによれば、氏が失踪したのはその横山やすし・企画/製作のオートレース映画、『フライング飛翔』が興業的に失敗したうえ、主演の原田芳雄と本職の競艇選手から、「競艇を勉強しないで撮っただろう」と強く批判されたからだという。そういう意味では、実に誠実な、映画に対して誠実過ぎるほどの監督だったのだと思う。 僕は特に、1980年公開のにっかつ作品『赤い暴行』という映画が忘れられない。DEVILS(日本語表記はSの付かない「デビル」)という実在のロックバンドのメンバーが全員役者として出演し、音楽も担当した。売れないバンドマンの生活が描かれ、ライヴやリハーサルの演奏シーンもふんだんに挿入された。ロマンポルノではあるのだが、切なくも哀しい青春映画だった。個人的なことを書けば、僕のAVライターとしての師匠でもある、O氏という人物がこの作品のセカンド助監督を務めていたと後で知った。彼も数年前ある事情から失踪し、以来一度も会っていない。また、主演はこれがデビュー作で、1年後井筒和幸・監督による名作『ガキ帝国』にも出演する紗貴めぐみ。 彼女は僕のAV監督時代の兄貴分、Kの奥さんだった。Kもまた数年前にAVメーカーを興したが失敗。数億の借金を背負って行方をくらませた。まあ、この人とは今年に入って幸いにして、「生きてるよ」と再会出来たのだが(笑)。ちなみに『ガキ帝国』の主演は言うまでもなく、今話題の人、島田紳助氏である。こう書いていくとずいぶん因縁めいている。いや、1980年という時代が、そういうものだったのかもしれない。また、デビルはその時作中と同じく売れないロックバンドであったのだが、中心人物である高橋不二人は、1989年にまったく違うメンバーで新生DEVILSを結成。一部では「日本のスティーヴン・タイラー」と呼ばれた。探してみるとYouTubeにPV『Fuck Off Die』があった。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-27 06:53
|
Trackback
4時半起床。暗いうちからiMacに向かう。書き下ろしが佳境ということもあるが、現在唯一の雑誌レギュラー原稿である『ビデオ・ザ・ワールド』誌AVレビューも〆切なので、こういうスケジュールになる。時々息ぬきに仕事場を離れ、リビングのテレビを点けてみる。相変わらず紳助さんの引退問題、どうやら小沢さんは前原さんを推さないらしい云々。そして午後『情報ライブ!ミヤネ屋』では民主党両院議員総会を中継していて、菅さんは正式に退陣表明をした。長かった。特に震災からは、本当に長い時間が過ぎた気がする。
![]() ※写真は今日の午後。ミケも屋根のある駐輪場でお休みです。スクーターのシートがベッド。最近のお気に入りらしい。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-26 08:39
|
Trackback
4時半起床。起きる時間が少しずつ早くなっている。4月から始めた書き下ろしに、いよいよ終わりが見えてきたせいだと思う。ちょうど丸5ヶ月、8月8日大阪へ行った取材の日などを除くと、どんな時でもほぼ毎日書いてきた。数は少ないが他の仕事もしながらなのでなかなか集中しにくかったのだが、もう、物語は作者の意思を無視して動き出している。だから「書いている」というより、誰かに「書かされている」という感じ(笑)。一昨日は平野勝之『監督失格』のプレイベントが終わり、家にたどり着いたのが日付変わって午前1時半過ぎ。2時半頃に寝たのだが、4時前には起き出してワサワサと活動を始めた。
まあ、僕の場合夜に寝なくても必ず昼寝するのでそれは良いのだが、困るのは横になって「さあ、寝よう」と思ってもアタマが勝手に動き続けてしまうこと。集中力の無いダメ人間なので、基本的にダラダラと仕事をしているのだが、それでも夜も9時、10時になると体力的な限界が来る。特にその段階で大切なところに差し掛かったりすると、「フム、ココはいったん寝て、朝アタマがすっきりしたところで書く方が良かろう」と判断する。そして〈麦之助〉(←最近お気に入りの安い第3のビール)なんぞ飲んでからソファーに横たわるのですが、そういう時に限って我ながら「これは!」というアイデアが浮かんでしまう。 そして「うーむ、そうか、やはりそうであったか」などと呟きながら起き上がり、iMacに座り、ぱたぱたとキーボードを叩く。でもって「これでよし」と再び横になると、眠りが訪れようとする時、「うん、やっぱあの場面はコレで行くべきだ!」とまた思い付いてしまう。でもまあ、そういうアイデアがすべて使えるかとというと、そうでもないんですけどね(涙)。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-25 09:42
|
Trackback
昨日、しゃべるのがメンドくさい、というようなことを書いたけれど、何故かというと、僕は基本的に「話すことはほとんど相手に通じない」と思ってるからです。もちろん基本的なことは伝わる。「コレはペンですか?」「ハイ、ペンです」とか、「汝はこの女を愛しますか?」「愛します」とか、「セックスさせてください」「絶対に、イ・ヤ・です!」とか(涙)。しかし、例えば誰でも経験があると思うけど、友達と一晩中口角泡を飛ばし激論し、「ウン、判った。お前の言いたいことはよ〜く判った!」と言われ、「ああ、こいつはイイ奴だあ」とか思ってると、実は全然伝わってなかったなんてことがある。逆に「アナタ、私のこと愛してるって言ったじゃない。きーっ!」と、言ってもいないことが伝わることもある。合掌。
もちろん、だからと言って昨日のようなイベントが無意味というワケじゃない。誰かがしゃべってる姿を実際に見る、見られるということで圧倒的に伝わってしまうことがある。例えば「トーラミキって日記ではカッコイイこと言ってるけど、実物はブサイクよね」とか、「安っすい服着てるわ〜、あのジーンズ絶対ユニクロよ(←アタリです)」とか。しかし逆に、例えば昨夜のゲストは作家の岩井志麻子さんで、前回は中村うさぎさんだった。お二人とも文章では非常に過激だったりキワどい(←コワい?)ことを書かれたりするわけだが、実際にお会いすると、ものすごく気さくで優しくて、可愛い人だということが判る。 ともあれ、話は戻って。昨日まで2回にわたる『監督失格』プレイベントで、僕なりに相当頑張って話したつもりではあるけれど、平野勝之という映像作家については1割も語り切れていない気がするんですね。というワケでイベントを主催する〈Live Wire〉さんが、東良美季による『AV監督・平野勝之とは何者なのか?』という文章をアップしてくださいました。これはAV情報誌『ビデオメイトDX』(コアマガジン)に、「ヴィンテージ〜作家別AV作品研究・平野勝之編」として、2003年6月号から2004年5月号まで掲載されたものですが、アダルトビデオにこだわらず、映画、映像一般、そして〈ポストダイレクトシネマ〉と呼ばれる先端的個人映画の方法論にわたって詳しく論じたものです。「最近話題になってる『監督失格』ってどんな映画なの?」「平野勝之ってどんな人なんだろう」という方は、お暇な時に読んでみてください。9月3日より公開される本編が、さらに深く味わえるのではないかと自負しております。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-24 09:15
|
Trackback
4時半起床。薄暗いのは曇りのせいじゃない。もう、秋が近いんだなあと思う。今夜は平野勝之『監督失格』のプレイベントVOL.2があり、その前には9月11日に行われる石岡正人監督『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』のDVD発売記念イベントの打合せがある。なのでjogは自粛して早朝より原稿書き。2年ほど前だったか、とある編集さんが「これからの時代のメディアは、インターネットとイベントを複合した形で進む」というようなことを言った。彼は雑誌の人だったので、紙媒体のことを指しての予言だったわけだが、映画やDVDも同じ様相を呈してきたということだろうか。
僕は女友達と会っていて、「トーラさんてホント何ンにもしゃべんないわよね。私としゃべるのメンドくさい?」と言われ、思わず「うん」と答えてひんしゅくを買ったりするわけですが(涙)、「だってしゃべるのが面倒だし疲れるからモノカキやってるんだもん」などとは、もう言っていられない時代になったのかもしれない。4時過ぎに外出。気温は30度。少し前の猛暑に比べるとずいぶん涼しく感じるが、それでも最寄り駅まで約30分、急ぎ足で歩くと、デイパックを背負ってるせいか、カットソーの背中が汗だくになる。 5時半、新宿靖国通り沿いの『ルノアール』にて、『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』イベントの打合せ。今回の催しは、紀伊國屋書店店頭か、同通販サイトでDVDを購入した人だけが参加出来るというものである。特典映像満載の2枚組特別版だが、決して安い買い物ではない。故にそういうお客さんに満足して貰うためには果たして何をしたら良いのか? 販売元の角川書店さん、発売元のミッドシップさん、映画配給会社A氏、そして僕の6人で知恵を絞る。同時に主役である石岡・代々木両監督、そしてゲストの方々にも楽しんで貰い、何より販売促進に貢献しなければならない。非常に気を使い疲れる作業だが、まあ、馴れていかないとどうしようもないのかな。 打合せを終え、そこから『監督失格』のプレイベントが行われる、新宿5丁目の『LELKADA』まで歩きながら、17日の日記で新宿駅ホームにて偶然会ったと書いた、アテナ映像(代々木監督の会社)のゼネラルマネージャーO氏と電話にて打合せ。iPhoneを耳に宛てた状態で会場控え室に入り、そのまま『監督失格』プレイベントに突入するという、たぶん僕としては半年ぶんくらいまとめてしゃべった一日(笑)。帰りの中央線の中でmixiとtwitterをチェックすると、やたら「紳助」という文字が出る。何だろうと思っていると、やがて最寄り駅に到着する頃「島田紳助さん芸能界引退」とのニュースに関するものだということがわかる。 ※繰り返しますが、9月11日『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』DVD発売記念イベントは、紀伊國屋書店新宿本店本館1F・DVDアイランド、または別館DVDフォレスト、そして紀伊國屋書店フォレストプラス(DVD通販サイト)にて商品を購入された方のみが入場出来ます。詳しくは上にリンクしたサイトをご覧下さい。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-23 12:09
|
Trackback
4時半起床。走るには強すぎる雨が降っているが、今日を逃すとまたしばらく走れそうにないので、モンベルのゴアテックス・レインジャケットを着てjogに出る。110分。相変わらずこのウェアはすぐれものである。頭からフードをすっぽり被り、ゴムの紐を首の前で止めれば、今朝のように激しい降りでも何のストレスも無く走れる。水は一切入れず、しかも汗は外へと放出するから少しも蒸れない。戻ってからは本日もひたすら原稿書き。雨は午後になって小降りにはなるが、それでも夜までしとしとと降り続ける。というわけで、昨日に引き続き香港の写真をアップしてみました。雨に煙るビルは圧倒的に『ブレードランナー』の世界。
![]() ※1996年9月撮影。雨の朝。油麻地付近。data:ニコンFA、ニッコール24mmf2.0、フィルム・フジクロームPROVIA 400Fを1600に増感。 ▲
by tohramiki
| 2011-08-22 05:25
|
Trackback
|
ファン申請 |
||