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6時に眼が覚める。4日走っていない。よおし、起き出してストレッチして着替えて外へ飛び出すぞー、と気持ちだけは大いにあるのだが、身体がついていかない。台所までよたよたと歩いて麦茶を1杯飲み、再び寝室のベッドへ倒れ込む。8時まで二度寝。9時過ぎよりjog。昨日に続き気温が高い。正午過ぎには夏日になるとか。タンクトップとジョギング・パンツで走る。公園を散歩する人の中にも、半袖のTシャツ姿がチラホラ。
幾つか書かねばならない短い原稿はあるものの、これから月頭にかけては少し余裕がある。部屋の片付けや掃除、原稿の整理等、さあ、あれもやるぞコレも片付けてしまうぞ、新しい仕事の準備もしたい──とこれまた気持ちだけは充実しているが、昼ご飯を食べると、突然地球の重力が変わってしまったかのような、ずっしりとした疲労がのしかかって来る。またもやよたよたと寝室へ。ベッドに横になって、まずはこの疲労を取ることが先決、そう決める。はあ。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-31 12:03
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眼が覚めると8時。寝ぼけたアタマで「えーと、今日は何をするんだっけ」と考えつつ、いつものようにストレッチをし、そうだ、もう冷蔵庫に食べるものが何も無いからとにかくまずはジムへ行って、帰りに買い物をして、と色々と算段していたのだが、その後お風呂に入りぬるめのお湯に浸かっていると、「いや、今日はともかく急ぎの仕事はないわけだから、少しは身体を休めた方が良いのではないか?」と思い始める。身体の方はともかく、こういう日に精神の方をリラックスさせないから、オレはいつだって日々をバタバタと過ごしてしまうのではないか? そして肝心な時に力を発揮できないのだ。そう、桂枝雀師匠も言っていたではないか、「大切なのは緊張と緩和」だと。まあ、あれは落語の話だけれど──。
というわけで風呂から上がり、この日記をアップした後はソファーに横になりワイドショーなど見るでもなく眺めつつ再びウトウトする。リラックス、リラックス。が、TV画面では結婚詐欺で逮捕された女の周りで、何人もの男が不審な死を遂げているという、かなり救いようのない事件をやっている。彼女の餌食になったらしいのが、40代の婚活中の独身男性と紹介される。僕は独り者のせいか、この「婚活」といのがどうも良く判らない。まずは好きな相手があって、その上で「この人と結婚したい」と思うのが順当な流れなのではないか。最初に結婚したいという動機ありきで、それから相手を探すというのは、何だかアベコベな気がする。まあ、そんなコト言ってるから結婚出来ないんだろうな、オレ──なんて考えているうちに眠ってしまった。 で、目覚めてみると傍らに美しい女性がいる。僕の妻である。「あなた、どうなさったの? ずいぶんうなされてらしたけど」と彼女。「うん、ひどい夢を見た。50才過ぎて結婚も出来ず、毎日ジョギングしたりジムへ行ったりして暮らしてるんだ」。僕がそう答えると、彼女は「あらあら、それは本当にひどい夢ねえ」と笑いつつ台所へ立つ。でもって、「ねえ、アナタ、ずいぶんと冷えてきたから一本つけましょうか」なんてえことになる。そいつぁイイねえと恋女房につけて貰った熱燗を、僕は徳利から注ぎ、口へ持っていくも、フト思い立ってやめる。「アラ、あなたどうなさったの?」「いや、よそう。また夢になるといけねぇ」──謹んで、圓楽師匠のご冥福をお祈りいたします。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-30 01:00
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7時少し前に起きる。今日もじっくりとストレッチをして、風呂に入ってからiMacに向かう。毎月月末恒例の『ビデオ・ザ・ワールド』誌AVレビュー。普段は最初のうち書きあぐねるのだが、今日は何故か1時間弱で2本上がってしまう。〆切は昼過ぎと言われていたが、「おっ、これは午前中に終わってしまうかぁ、新記録だなー」なんてほくそ笑んでいたのが良くなかった。油断したのかそこからカクンとペースが落ちる。11時半頃、Y編集長から電話。「取り敢えず今出来てるのだけ」ということで5本メールで送る。
昨夜コンビニで買った明太子のおにぎりと鮭飯おにぎり風をもぐもぐと頬張りながら続けるものの、どうしてもペースが上がらない。決して怠けているのでもダラダラ書いているつもりも無いのだが、ごくたまにこういうことがある。たぶん体力的な問題なのだろう。昨日も一昨日も約12時間iMacに向かい続けていた、そのツケが今頃来ている。3時48分、同業者で同じレビュー欄を担当するメンバーの一人、沢木毅彦氏よりメール。「今書き終わりメールで送ったところ。ドラフト会議に間に合ったぁ!」とある。 この人は親子二代続く熱狂的なジャイアンツ・ファンである。何しろ彼の名前「毅彦」は、不朽の名投手・別所毅彦から取られているというのだから筋金入りである。そうかあ、沢木さんはドラフト会議の中継をリアルタイムで観るというモチベーションで書いたんだなあ、などと思いつつ、「コチラは残り4本!(涙)」と返信。するとしばらくして再びY編集長よりTEL。「どうですか?」。うむむ、マズイ・・・珍しく1日に2回催促の電話が来るというのは本当にギリギリのギリギリなのだ。取り急ぎまた5本送る。残り3本。 結局すべて終了したのは5時半過ぎ。はあ、結局10時間近くかかってしまった。さてとジムにでも行くかと立ち上がってみるものの、外は陽が暮れかけ、気温もずいぶん下がっている。出かけるのはやめて、この際だから押し入れの圧縮袋から冬布団を出してしまうことにする。布団乾燥機でフカフカに戻しつつ、夏布団を掃除機で圧縮。その間、明日以降に続く仕事を少しだけ進め、8時過ぎからじっくりとお風呂。湯船の中で約40分読書。夜更けに「のどごし〈生〉」を飲みながらポール・チェンバースの『Whims of Chambers』を聴く。数年前、ブルーノートの作品が安く再発された時に買ったのだが、何気なくジャケットを見ていて、「1956年9月21日録音」とあるのに驚く。あれれ、そんなに古いものだったのか。僕が生まれる2年前じゃないか。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-29 10:44
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6時半起床。じっくりストレッチして筋肉を伸ばし、風呂に入りさっと身体を洗ってからすぐiMacに向かう。『ビデオメイトDX』誌の原稿書き。午前11時少し前に書き終わり、昨夜のうちに作っておいたデザインに流し込み、リード(見出し)やキャプション(写真に付ける説明文)を書き、全体を整えて終了。マツヘン(マツザワ編集長の略)に「宅ファイル便」で送ったのが正午過ぎ。朝昼兼用の簡単な食事をとり、その後は『ビデオ・ザ・ワールド』誌AVレビュー用のDVDを観る。ひたすら、観る。
毎月書いているような気がするが、この「AVを観る」という作業には本当にパワーが要る。くたくたになる。それでも、今はメディアがDVDになったから、iMacで再生し、同時エディタ・ソフトを立ち上げておいてキーボードを叩きメモを取れるのでずいぶんと楽になった。VHSの頃はデッキで再生しつつ無印用品のメモパッドにボールペンでこしょこしょと書いていた。けれど僕のようなAVライターはまだマシだろう。映画評論家の人などは、暗い試写室でメモしながら観るという。音楽評論家もそうだ。クラシック等ならまだしも、観客総立ちになるノリノリのロックのコンサートで、一人座ってペンを走らせるのはさぞ孤独な作業でありましょう(涙)。 夜11時少し前、すべてのDVDを観終わる。さあ、後は書くだけだと思うとホッとする。しかし、本来なら今日ジムに行き、帰りにスーパーに寄るつもりだったから明日の朝に食べるものがない。多少でも炭水化物を摂らないと原稿書きはきつい。お米はあるのだが、炊いている時間は無いだろう。近所──と言っても歩いて約10分かかるのだが──のコンビニでおにぎりでも買ってこようと出かける。おにぎりなら食べながら書くことも出来る。深夜のコンビニはひっそりとして、店員さんがたった一人で棚の補充をし、カウンターではおでんが湯気をあげていた。いよいよ冬が近い。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-28 09:05
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昨夜、『ビデオ・ザ・ワールド』誌Y編集長からの〆切メールで少し慌てる。僕が皮算用していたデッドラインよりも約1日半ほど早かった。同誌のAVレビュー、もう17年も連載しているのでいちいち「今月は何日までに入れてください」なんて言われることはない。お互い判りきったことだからだ。つまり敢えて「ココがギリです!」と伝えてくるということは、本当にそこを過ぎるとヤバイという意味である(涙)。もう、jogだジムだなんて言ってられないなあと思い、「ま、どうせ明日も台風の余波が残り、雨風が強いというからね」と寝たら、今朝は台風一過の絵に描いたような青空。ベランダに洗濯物を干しつつ、「うー、走りてー」と歯ぎしりしながらiMacへと向かう。
しかしその前に、発売日が1日早い『ビデオメイトDX』誌の連載が2本ある。コチラはデザインまでというか、ページすべてをやっているので、DVDから画面を取り込んでファイルを変換し、実際にレイアウトするという作業がある。もちろん原稿も書きます。本日は途中にB社の見開きコラム(これも素材からデザインまですべて)の直しも入り、朝8時から仕事を始め、現在これを書いているのが日付の変わる直前。結局、昼食等の時間を抜くと12、3時間は働いた計算になる。しかしまあ、取材で飛び回るとかではなく、単に自宅でのデスクワーク、それも自分のペースで出来るわけだからさほど大変なわけではない。問題はコレを後2日ほど続けられるか、だ。さあ、明日も早起きしよう。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-27 12:43
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6時半起床。雨が降っている。走るには強すぎる降りだが、明日以降はいよいよ〆切が押し迫って来てそんな暇も無くなりそうなので、レインウェアのフードを頭からすっぽり被ってjogに出る。思っていたよりも雨が冷たい。しかしそのぶん、公園にはジョガーはもちろん犬の散歩をする人の姿もなく、霧のように煙りひっそりと静まりかえる中を気持ち良く走ることが出来る。此処ひと月ほど、カーティス・メイフィールドやダニー・ハサウェイといったニュー・ソウルを聴いていたが、今日はやはりAmazon.co.jp で安物買いした(1,070円!)クロスビー、スティルス&ナッシュの『DEMOS』をiPod Shuffleに入れる。
これはタイトル通り、1969年から1971年にかけて録音されたデモ・テープを集めたもの。プロデュースのクレジットはグレアム・ナッシュとジョエル・バーンスタイン。この二人が選曲したという意味だろう。ちなみにジョエル・バーンスタインはミュージシャンであり、CSN&Yのジャケット等を手がける写真家であり、またギターのテクニカル・スタッフでもある。主にバックステージでギターの弦高等を調節、正確なピッチで調弦してミュージャンをサポートする仕事だ。こちらの方面ではジョニ・ミッチェルからプリンスまで幅広く手がけている。 特に有名なのはボブ・ディランの76年のツアー、『ローリング・サンダー・レビュー』に同行したことだ。また、78年のライヴ・アルバム、『武道館〈Bob Dylan at Budokan〉』のジャケットを撮影したのはジョエル・バーンスタインである。この辺りの話はジョン ボールディ・編、 ヘッケル菅野・訳の『ボブ・ディラン指名手配〜33の証言をもとに真実のボブディランを探る』という本に詳しく書かれている。さて、それはともかく『DEMOS』だけれど、69年から71年と言えばファースト・アルバムの『Crosby, Stills & Nash』から、ニール・ヤングが加わった『Deja Vu』、そしてそれぞれのファースト・ソロ・アルバムに当たる時期であり、それらのデモ・テープを集めたものだ。 1曲、クロスビーの『Long Time Gone』のみ、スティルスがギター、ベース、ドラムをオーバー・ダビングして、マルチ・プレイヤーぶりを見せているけれど、ほとんどがギター一本にヴォーカルのみ。そのぶんネイキッドで創作意欲のほとばしりのようなものをヒリヒリと感じる、実にリアルな録音になっている。言うまでもなく、スティーヴン・スティルスはバッファロー・スプリングフィールドを解散し、デヴィッド・クロスビーはバーズを、そしてグレアム・ナッシュはホリーズを脱退してこのスーパー・グループを作るわけだけれど、それは同時にポップ・スターからロック・アーティストへメタモルフォーゼする過程だった。 特にクロスビーは楽曲のテーマにドラッグを、ナッシュはセックスを持ち込んだことからバンドをほぼ解雇同然に追放されたという経緯がある。つまり此処には創作の自由を得た芸術家達の、羽ばたくようなエネルギーが凝縮されているわけだ。ところでこのアルバムにはナッシュがホリーズをクビになったその問題の曲、「スリープ・ソング」も入っている。しかし“君が眠ってる時、僕は君のオデコにキスしたんだ。そうしたら君は眉をしかめたから、もう一度キスしたよ”と始まるとてもロマンチックで美しいラブ・ソングで、これの何処がダメだったんだよ? と思う。まあそれだけホリーズというバンドが、「第2のビートルズ」と言われたアイドルだったということなのかもしれない。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-26 10:21
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8時起床。午前中にジム。外は数日前までの暖かさが嘘のよう。タンクトップの上にGジャンを羽織っただけでは少し寒い。天気予報によれぱ11月半ばの気温とのこと。帰りはいつものようにスーパーに寄る。2日走って、1日ジムへ行くという生活。我が家は辺鄙な場所にあるので近くに食料品等を買えるお店がない(いちばん近いコンビニまで徒歩10分)。だから2日から3日ぶんの買い物をこのジム帰りの日にするわけだが、これがけっこうな荷物になる。特に今日などはキリン「のどごし〈生〉」6本パックに、料理用酒、みりん、共に1リットルを買ったので大変です。
デイパックを背負っていくのだが、まずその半分はジム用のシューズとパンツ、シグボトルで占領されてしまう。しかし、最近強い味方が現れた。10月19日の日記に、東京国際映画祭にてプレスパスを貰ったと書いたけれど、その時、公式パンフレットと共にエコバッグを頂いたのですね。これがA4版の冊子が入る縦長で、スーパーのお肉のパックやら長ネギ等を入れるのにぴったり! 広報の女性に「フリーのライターです」と言ったら、「雑誌にたくさん記事を書いて大いに盛り上げてくださいね」と言われたのだが、すみません、AV情報誌やアダルト誌にしか連載持ってないんですよね。そのくせエコバッグだけこんなに重宝して申し訳ないなあ(涙)。 と、いうようなことを思っていたら、夜になって嬉しいニュースが。その時に観せてもらった松江哲明監督の『ライブテープ』が、東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞した。この作品は今年の1月1日、吉祥寺の武蔵野八幡宮から約1キロほど離れた井の頭公園まで、ミュージシャンの前野健太がギターを弾き、唄いながら歩く74分間を、ワンシーン・ワンカットで撮った作品である。つまり、たった74分で作られた映画なのだ。 当然の如く超低予算であり、前野健太も世間的には決して有名なアーティストではなく、一般的に考えればエンターティメント性も高いとは言えない。地味で実験的な作品と捉えられてしまう可能性もあったはずだ。しかし、それでもこの作品が高く評価されたというのは、此処には映画というものの本質があるからだ。映画の本質とは何か? それは時間と光と人間の織りなす魔法であり奇跡である。そしてもうひとつ大切なのは、松江哲明がその作品も人間性も、常に広く社会へと開いているからだろう。何はともあれ、松江くん、おめでとう! ちなみに受賞シーンは←コチラにて、Windows Media Playerで動画を観ることが出来ます。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-25 12:57
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7時起床。久しぶりに曇っている。たまにはこんな天気も良いものだ。陽が射さない方が、色づき始めた木々が美しく見える。というわけで今朝はいよいよロングスパッツとモンベルのレインウェアをウインドプレーカー代わりにして走る。124分。此処2週間ほどは、家の中では昼間は半袖、夜になって長袖のTシャツに着替えるというパターンだったが、それもjog終わりで風呂に入った後、すぐに長袖というパターンになった。
今日も日がな一日iMacに向かう。いよいよ忙しい時期に入って来た。午後、仕事に疲れ何気なくAmazon.co.jp を覗いてみると、マイルス・ディヴィス『On the Corner』のリマスター盤が943円とある。おまけにキャンペーン中とかでCDは全品配送料無料だ(アマゾンは普段1,500円以上でないと送料がかかる)。夏の終わり頃からマイルスのアルバムをDMMの月間レンタルで借り、主要なものは聴き直しているのだけれど、このエレクトリック期を代表するファンクな名盤だけは無かったのだ。 で、ふとその下にある「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というところを見ると、『キリマンジャロの娘〈Filles de Kilimanjaro〉』が625円で売っている。こちらはDMMのラインナップにあったので、どうしようかなと迷ったのだが、頭の中で物欲の悪魔が「625円だぜ、625円! 買うしかないだろう」と言う。2枚合わせると1,500円を超えてしまい、せっかくの配送料無料の恩恵に預かれないのだが、ポイントやらキャンペーン割引等がついて計1,394円也。メデタシメデタシ・・・と思いきや、実はそうも歓んではいられない。 ![]() ![]() ※写真は一昨日の出かけに撮った、遅い朝の公園。相変わらずチビっ子がたくさん。ビニール袋片手に何やら熱心に拾っている。良く見てみると「まつぼっくり」だった。写真下はそれを「ん? なんだ、何の騒ぎだ?」と見つめている公園ネコのミケ。三毛猫はそろそろ保護色になりつつある。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-24 10:56
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8時起床。此処一週間ほど、「もう寒いだろう」「今日はさすがに」と思いつつ、走り出す時刻が遅いこともありタンクトップとジョギング・パンツで走っている。本日も同じ。10時くらいから正午過ぎまでは陽射しはとても暖かい。117分。昨日、お昼を高田馬場の「餃子の王将」で食べた、と書いた。少し前、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』で、ダウンタウン、ココリコ、山崎邦生がリレー形式で王将の餃子を食いまくるというのを観て以来、「美味そー」「久しぶりに食いて−」と思っていたのだ。
最後に食べたのは、今年の8月に丹波篠山の「夏の兄弟達コンサート」で再結成した僕らのバンド、The Goose Skin Whiskyが東京で最後にライヴをやった時だ。場所は下北沢のロフト。リハーサルを終え、本番前に腹ごしらえをしようと、ロフトを出て右側にある 「餃子の王将」へメンバー全員で行った。これから演奏するというのにも関わらず、餃子が美味しくて美味しくて、「ウメー」「ビールが進むー」とガブガブ飲んだ。確か1994年のことだから、もう15年も前になるのか。 美味いという記憶があるのに何故そんな長い間ご無沙汰だったのか? ネットで調べてみて少し合点がいった。東京都内には意外に店舗が少ないのだ。例えば渋谷には1軒しかない。牛丼なら吉野家が4軒、松屋が5軒、すき家が5軒あるのに比べるとこの圧倒的な少なさは何だろう? そしてナント、新宿には1軒も無い。あの新宿にですよ。これはけっこうすごくないですか!(別にすごくはないか?)元々が関西圏から始まったチェーン店だから、そのネームバリューのわりに店舗数が少ないのだろうか。 関西と言えば、先に書いた『ガキの使い』の他にも、かつて『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』でも「餃子の王将芸人」という特集をやっていた。要は関西出身の芸人さんにとっての“青春の味”なのであり、このところ妙に話題になっている気がするのは、最近のお笑いブームも関係しているのかもしれない。青春の味と言えば、昨日カウンターに座っていると、左隣に座った若者(推定20代後半)は「焼きめし大盛りにギョーザ二つ」と注文していた。続いて右隣にはやはり20代とおぼしき女の子。彼女も平然と餃子2皿とライス大盛りを頼んだ。そんな二人に挟まれ、歳を追うごとに食欲が減退していく50代のオジサン(僕のことですね)は、「うー、けっこうお腹いっぱいかも?」と思いつつ餃子一皿と焼きめし(並)を口に運んだのでした。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-23 12:29
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6時起床。さっと風呂に入り少し仕事を進め、この日記をアップしてから外出。B社の連載用取材。11時より恵比寿にて、某AV女優さんへのインタビュー。約2時間で終了。山手線に乗って、渋谷で担当Tくん──この日記によく登場する元『オレンジナビEX』編集長・Tくんとはまた別の人──と別れ、さてと何処かでお昼を食べてから帰ろうかな、と考える。僕の場合、外でご飯を食べることはめったにないので、椎名誠さん言うところの「ひるめしのもんだい」は楽しみであり大いに迷うところでもある。新宿で途中下車してというのが順当だが、ふと、そうだ高田馬場へ行ってみようと思いつく。帰り道も東西線で中野に出られるから便利だ。
高田馬場は僕が白夜書房という出版社で働き、20代を過ごした場所であり、東京でいちばん好きな街だ。だから時々行ってみたくなる。こんな爽やかな秋の日は特に。それに駅を出て早稲田側、ロータリーを挟んだところにあるF1ビルの2階には「揚子江」という中華料理店がある。此処の牛肉細切りそばは絶品なのだ。判りやすく言うとあんかけ風の青椒牛肉絲をかけた焼きそば。麺は硬いのと柔らかいのがあり、僕は柔らかい方が好みなのだけれど、それも所々がこげていたりして香ばしい。 中華屋さんのテーブルには何処もお酢、ラー油、芥子等が入った容器があるけれど、ダメな店はそれが油で汚れていたり、前の人が使った形跡があからさまだったりして思わずテンションが下がったりするものだが、「揚子江」では清潔な白磁の容器に入っていて常に一定に補填がしてある。それらを牛肉細切りそばにちょっとずつ垂らして、ひとつひとつ違った味を楽しむのもまた一興。中国人の店員さんも皆感じ良く、よほど混んでいない限り、一人で入ってもテーブル席に案内してくれる。そのテーブルがまた広々としているので、本を読みながら食べるのがとても楽なんである。が──。 ![]() しかたなくそのまま3階に上がって芳林堂で本を眺め、エスカレーターで下り外に出る。空を見上げると何となく違和感を感じる。少し経ってやっと気づいた。高田馬場駅のシンボルと言っても大げさではない、「BIGBOX」の外壁が変わっていた。かつては赤い地にグリコのオジサン風の男が走っている絵だったのが、今は濃いブルーに塗られ、走る男の代わりに安室ちゃんの巨大ポスターになっていた。まあ、僕がこの街を中心に生活していたのは1984年から89年頃まで。先に書いた今日の編集担当Tくんは今26才というから、彼がよちよち歩きの頃の話なのだ。結局「ひるめしのもんだい」は第2候補「餃子の王将」で定番の餃子と焼きめしを食べ、帰りは落合まで早稲田通りから神田川沿いを歩いた。 ※写真は2003年の1月。「BIGBOX」の外壁を走る男。data:CANNON IXY DIGITAL 200。 ▲
by tohramiki
| 2009-10-22 15:13
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