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6時少し前に眼が覚める。寝たのが3時時過ぎだから、まあ上出来といったところかもしれない。30分以上ストレッチして眼を覚ましてから、昨日書いた原稿を読み直して推敲する。それと、『ビデオ・ザ・ワールド』誌には半年に一度ベストテン作品の選出座談会というものがあり、その候補作品を書き出す。7人の執筆陣が選んだ上位3作品を全員が観て投票し、順位を決定する。編集部が各メーカーからサンプルDVDを人数分借りて来る手間があるので、提出しないといけないのです。それらの作業が終わったのが9時過ぎ。さてジョギングに、といきたいところですが今日は30日。家賃を振り込みに行かねば、そして税金の支払い期限でもある。
取材の録音データをiPod Shuffleに移し替え、聴きながら駅前の銀行へと向かう。例によって月末はすごい混雑。ATMに並ぶ人が店舗の外まで溢れかえっている。なので振り込みと引き下ろしだけを銀行でして、税金はコンビニで払い込むことにする。『ビデオ・ザ・ワールド』誌を出しているコアマガジンからの振り込みは月末にあり、それが毎月ほぼ家賃ぶん。そして少し前、劇団四季さんの会報誌『ラ・アルプ』にミュージカル「CATS」のことを書かせて貰い、そのギャラがやはり今日付で入っていた。しかしこれもあえなく税金へ。まさに右から左である(涙)。 まあ、働いているのは生活のためであって遊ぶためではないので、家賃や税金に使うのは当たり前なのだけれど、入金されたその日に出て行くというのが寂しい。せめて2、3日は口座に留まっていて欲しいなあ。好きな女性が訪ねて来てくれて、「上がってお茶でもどう?」と言ったものの「ゴメンね、カレが外で車停めて待ってくれてるの」と玄関先でそそくさと帰られたような気分と言いますか、とほほほ。ダイエーに寄って食料品を買い、家に戻るとさすがに眠くなり1時間ほど寝た。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-30 15:24
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Trackback(1)
7時起床。朝いちばんでジム。昨日までに観たレビュー用DVDが10本。それらのタイトルと簡単な内容、気づいたことなどを小さな紙にメモして玄関を出る。外は雨。今年は実に梅雨らしい梅雨だ。傘を差し、時々そのメモを見て頭の中ので文章を組み立てながら歩く。えーと、掴みにこの話題を入れて、アレとアレとアレの情報は入れ込んで、オチはこんな感じで落とす、と。などと考えるのはけっこう楽しい。街道沿いには紫陽花が咲いている。この花は雨に濡れていてこそ、と思う。雨、雨、降れ、降れ、花びらの乾いた紫陽花は可哀想だ。
さて今月は今日で10回ジムに行けた。7月の10日には年会費の引き落としがある。107,415円也。当然たくさん行けばそれだけ安くなるワケで、年間120回行ければ1日900円を切るんだよなあ、なんてセコイ計算をする。戻ってご飯を食べ、残りのDVDを観て、30分ほど仮眠してから一気に原稿を書く。7時、8時くらいまでは快調だったのだけど、夜の10時を廻った頃からがっくりとペースが落ちる。結局終わったのは深夜の2時。いよいよ今月の原稿は残り一本になったわけだけれど、残された時間は24時間を切った。やれやれ。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-29 15:15
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Trackback(1)
5時半に目覚ましをかけたものの起きられず、8時まで爆睡してしまう。8時半よりjog。睡眠充分のためか、二日間自粛したからかいつもよりスピードに乗って走れた。今月は忙しい割には走れている。今のところ15日。基本、二日走って一日ジムに行くという生活をしているので、上手くいけば月20日くらいになるのだけれど、まあ、なかなかそうはいきません。しかし、ジョギングというスポーツの面白いところは、僕のような趣味のオジサンランナーであっても、きっちりと走りと筋トレを積み重ねていれば、それが身体にしっかりと返って来てくれることだ。サボっいると脚は重くなるが、ジムで筋力も鍛えつつしっかりと走り込んでいくと、体幹がブレず背筋と腹筋を使った安定した走りになっていく。
また、マラソン指導者で解説者でもある金哲彦さんの本を読むと、ランニングが他のスポーツと決定的に違うのは、60才過ぎてもタイムや距離が伸びることだという。さて今日から二日間で『ビデオ・ザ・ワールド』誌のAVレビュー13本を書く。まだ観ていないDVDが半分以上あるからけっこう大変そうです。というワケでこの仕事の山を越えたらと考えて、新しいジョギング・シューズをネットで注文した。ナイキのAIR PEGASUS 2007 4E。名前の通り去年のモデルなので送料込み8,977円はお買得。7月頭には届く予定。さあ、このシューズで真夏の太陽の下を走ろうと思うと今から楽しみです。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-28 15:47
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Trackback(2)
7時起床。昨日書いたように午前中必着の原稿があるので、jogは自粛して朝からiMacG4に向かう。しかし今日も眼が覚めません(涙)。朝風呂に入り汗をたっぷりかいても、ストレッチしてもだめ。仕方なく9時前に15分ほど仮眠してみるとやっと頭が起き出す。結局文章が書き上がったのは正午だったが、レイアウトに流し込んだりしていると結局1時過ぎ。ふうっ、それでも何とか終わった。残りは毎月恒例『ビデオ・ザ・ワールド』誌のAVレビュー13本と、B社のインタビュー原稿のみ。
レビュー用のDVDを観なければならないのだが、さすがに疲労がマックスまで来ていてなかなか進まない。昼寝をしたりボーッとしたり。夜、DVDの再生をオフにすると、偶然NHKで陸上競技の日本選手権、北京五輪選考会をやっていた。ちょうど400Mハードルの為末大選手が決勝を走るところ。昨日も同じように偶然準決勝を観た。これは何かスポーツの神様が「観なさい」と言っているのだろうと思い、仕事は休憩して観戦する。為末は怪我が治ったばかりとかで、昨日は明らかに調子が悪そうだった。今シーズンまったくレースに出られないまま臨んだという。 予選タイムは決勝進出者の中で最下位、スタート直前の表情も暗く見えた。後の報道によると「絶対に勝てない。北京を考えると二位狙いしかない」と思っていたそうだ。しかし始まってみると前半から力強い走りで飛ばし、最後のハードルを越えた時点では若い成迫に並ばれていたが、ホームストレートで素晴らしい伸びを見せ圧勝した。レース後のインタビューで為末は勝因を訊かれ、「過去の自分は現在の自分を決して裏切らなかった。それが自信になった」というような意味のことを語った。故障と失敗と挫折を乗り越えて来た者だけが言える言葉だと思った。 さて、Real Simple Japanのウェブサイトで連載中の『わけもなく泣くなんて嘘』の更新、「KY−空気は読めたほうがいいのか」の四回目「立ち向かい方が変われば同じ失敗は繰り返さない」がアップされています。心理カウンセラーのだいごなおみさんは、「成功した人、現在幸せな人は、過去の失敗を決して他人のせいにしていないと思う」と発言しています。より良い人生を送りたいと思っている人、何かにチャレンジし続けたいと思っている方に読んで貰いたいです。それでは皆さま、良い週末を。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-27 14:15
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Trackback(1)
7時起床。起きたのは良いけれどなかなか眼が覚めないのが困る。4時間くらいの睡眠が続くとどうしてもこうなる。8時過ぎ、朝いちばんでジムに向かう。その前に昨夜書いた請求書を出すために郵便局へ。最近、この局の人達はやたら愛想が良く丁寧だ。此処だけなんだろうか、それとも「民営化したのだから態度を改めましょう」というような通達がなされているのか。封書2通出すだけ、普通郵便第一種定形×2、180円也だけの客にも関わらず物凄く慇懃に扱ってくれる。何となく申し訳ない。
ジムの帰り、スーパーで鰤が安く売っていたので購入。本日の昼食は照り焼きです。大根オロシを添えて、忙しい中にも潤いのひととき。その後はひたすら原稿を書く。本日も深夜1時を廻ったところで書き上がり、メールで送る。明日もまた7時起き。午前中必着デッドラインのを1本書く予定。やっと先が見えてきた。さあ、あともうひとふんばりです。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-26 18:49
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昨夜深夜2時過ぎに寝たわりに、5時半に目覚める。原稿を仕上げた翌日はテンションが上がっているせいか早起きが出来る。曇り空の下、130分走る。イヤハヤそれにしても、自分でももう書き飽きているから言いたくもなのだけれど忙しいです。本日も午前中より仕事用のDVDを観て、昼からはひたすら取材テープを起こす。夜はデザイン用に画面撮りをiMacG4に取り込む。これだけやっても自分なりにここまでは進めよう予定してものに届かない。現在、取り敢えず仕事を切り上げお風呂に入り、やれやれとこの日記を書いているのがまたもや日付変わって12時10分。
まあ、仕事があるのはありがたいのだけれど、生活に余裕が無いのが少し困る。お昼はご飯に納豆とタマゴをぶっかけてかき込み、洗濯物も取り込んだら畳みもせず寝室のチェストに放り投げている。明日はまた早起きしてジムに行き、その帰りに食材を買い、食べるものくらいは何か楽しんで作って食べたい。さて、これから寝るまでの時間を利用して請求書を4枚書かねば──というように、本日も終わりをつげるワケです。ふうっ。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-25 14:08
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8時起床。久しぶりの晴れ。起きてすぐに洗濯機を廻し、マクラをベランダに干してjogに出る。走るのも4日ぶり。そのせいでもないだろうが、ウォームアップから少しスピードを上げたところで、ジョギング・シューズの底が変な感じで地面に引っかかり、そのまま転んでしまう。表面が粗いザラついたアスファルトだったせいで、身体全体を庇おうとした左の手のひらを擦りむく。いわゆる擦過傷というヤツですね。男の子なら子供の頃は日常的に作る傷だが、大人になってからやってしまうのは珍しい。なので、家に戻りお風呂に入ってから、消毒用アルコールで殺菌しただけで時折観察しつつ仕事を進める──と、コレがけっこう面白い。
手のひらの付け根、生命線の下辺りが2カ所、5ミリ四方でペロリと皮が剥け、プッチンプリンのフタを一部残してはがしたみたいな感じになっている。血はすぐに止まった。けれど2時間くらいすると、何なのだろう、透明な体液が染み出して来る。ナルホド、皮が剥けて痛い部分をカバーするためにそうやって自然に水分が分泌されるのだ。ウーン、上手く出来てますね、人間の身体って。夕方になるとそのプッチンプリンのフタ、じゃなかった、皮の部分が硬く角質化し、その水分を接着剤代わりに、まるで絆創膏のように傷口を覆ってしまった。 その後原稿に集中していたせすか傷のことは忘れていた。日付が変わった12時過ぎ、400字詰め30枚ほどをやっとのことで書き上げ、やれやれとお風呂に入ろうとTシャツを脱いだ時に傷に当たったのだろう、その皮がポロリと取れた。すると朝はヒリヒリと痛かった部分にはもう、表面に薄く新しい皮が出来始めている。フーン、オレの皮膚の回復能力ってけっこうスゴイかもしれない、と自画自賛してみる。ともあれ今月残された〆切は4本。コチラの方も体力勝負になって来た。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-24 13:10
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いよいよ怒濤の一週間の始まり。昨日は友人Mの結婚式から戻ったのが夕方6時前。そのまま倒れ込み泥のように眠り、眼が覚めたのが夜の9時。式の間は眠くて眠くてせっかくのフランス料理フルコースを食べられず、ほとんど残してしまった。そのせいでお腹が空いた。しかし冷蔵庫の中は空っぽ。仕方なく雨の中近所のコンビニ──と言っても歩いて片道約10分──へオニギリを買いに行く。やれやれ、我ながら何をしてるんだか。明け方まで仕事をし、仮眠してからまた原稿書き。
夜になり、やっと原稿のめどかついたところで、これはもう明日からの食料を買いに行かなければと駅前のスーパーへ。往復約1時間かかるが、その間に取材テープを聴くことが出来るのでこれはこれで有効です。それに、歩いていると頭の中で文章がまとまったり、アイデアが浮かんだりもする。iPod Shuffleに録音データを移し、聴きながら歩く。戻って原稿を仕上げ、もう一本短い文章を書き上げるともうアタマはモーローとなる。その時点でまた日付変わって12時半。 さすがに疲れた。深夜、最後のメールチェックをすると、昨日結婚したMよりCCでお礼のメールが廻っていた。本日役所へ行き入籍を済ませたこと、そして我々の余興バンドはおおむね好評だったとのこと。良かった。誰かに少しでも歓んで貰えればそれが何より。明日以降書く原稿も、そのようでありたい。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-23 14:16
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今日は中学時代の友人Mの結婚式。昨夜はその余興バンドの練習を終え、戻って来たのが11時過ぎ。今朝は6時起床。月曜〆切の原稿を出来るだけ書いてから出かける。場所は市ヶ谷と飯田橋の間にある日仏学院の中庭。普段はガーデン・カフェになっている。倉本聰・脚本のドラマ『拝啓、父上様』で二宮和也くんと黒木メイサちゃんがデートに使ったあの場所、である。本来なら人前式をそのテラスで、という予定だったそうだがあいにくの雨。しかし室内のレストランも南仏風というのだろうか、全体が淡いパステル調の色合いで統一された内装。落ち着いた空間であった。
人前結婚式というのは初めてだったが、入口で招待客が記帳代わりに色紙に署名をしていき、やがて新郎新婦が入場し、指輪の交換をしてから件の色紙にサインをして終了。つまりその場に居た全員が結婚の見届け人、証人になるというもの。さて、我々の余興バンドだが、要は新郎Mをメイン・ヴォーカルにして、加山雄三の「お嫁においで」や「君といつまでも」のあの、台詞の部分を唄わせるという宴会コミック・バンドだが、一回限りの練習のわりにはまあ大きな失敗もなく終われた。 中でも普段は某有名銀行の外資営業部の部長をしているF、中学卒業以来35年ぶりにドラムセットの前に座ったわりになかなかのスティックさばきを見せた。聞くと「実は恥ずかしいから言わなかったけど、仕事が早く終わった日に一人でスタジオ取って練習したんだよね」とのこと。ウクレレを担当したNは元ピアノ教師だった奥さんから、毎朝会社に行く前レッスンを受けていたというし、現在福島の自動車メーカーに出向の社長として単身赴任中のKは、4万9千円でキーボードを買い練習した。某金属メーカー部長のAも6万円でフェンダー・ジャパンのジャズ・ベースを購入したとのこと。うーむ、これだけ努力すれば上手くいくはずである。 ところが僕の方は連日の睡眠不足がたたってワインを数杯飲んだだけで酔っ払ってしまい、演奏が終わるまでは緊張していたから良かったのだが、その後はもう眠くて眠くて。せっかく出てきたメイン・ディッシュ、鴨の胸肉のローストを半分も食べられず。展示会へ顔を出すため4時の新幹線で福島へ帰るというKと共に二次会はパスして帰る。6時前に家に辿り着くと、スーツだけ皺にならないようにハンガーに掛けてから、ベッドに倒れ込んだ。Mくん夫妻、おめでとう。末永くお幸せに。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-22 12:59
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8時起床。jogは自粛して、朝からiMacG4に向かう。メール・チェックすると、この日記がきっかけでもう2年以上メールのやりとりをさせて貰っている、西宮のKさんよりお便りが届いていた。Kさん僕よりちょっと年下だがまあ同世代。今、過去のキャリアを生かしつつ新しい仕事にチャレンジしようと考えています、とのこと。続けてこう書かれていた。7月の誕生日で49歳になるのですが(信じられない・・・)、今は、「もうこんな齢になってしまった」なんて悲観的になってしまうこともありますが、何年か先、何十年か先には、「あんなこと言ってたけどあの頃はまだまだ若かったんだ、チャレンジして良かった」ってきっとそう思うでしょう──と。
そこで、そう言えば、と想い出したことがあった。もうずいぶん昔、TVで高島忠夫、高島政宏親子がアーノルド・シュワルツェネッガーにインタビューする、という番組があった。インタビュー、と言っても形式的でとても短いものだ。たぶん、『ターミネーター2』とか、『キンダガートン・コップ』辺りの宣伝のための来日であり、そのコーナー自体がハリウッド・スターがよくやる、ホテルに次々と取材者を呼び込む形の、流れ作業的取材の一環であったと思う。高島忠夫さんは、終戦直後進駐軍キャンプでジャズドラマーとして活躍していたことがあったとのことで、その時の経験を語っていた。 忠夫氏はドラム演奏が上手く、当時の日本人としてはずば抜けて背も高くマスクも良かったので、アメリカ人将校達から口々に「お前は将来、必ずハリウッドで成功するスターになるだろう」と言われたのだそうだ。ただ、当時は日本人がハリウッドに進出するなんて考えることすら出来ない時代で、「そんな私も今はもう70才になってしまいました」と語ったのだ。別に後悔しているというふうでもなく、自嘲的に語ったわけでもなかった。単なる思い出話である。しかし、通訳を介していたせいだったのか、シュワルツェネッガーは少しその場の空気──何しろ流れ作業の宣伝なのだ──にそぐわないぼど強い口調でこう言った。 「あなたはまるで90才の老人のようなことを言っている。あなたはまだ若々しくエネルギッシュだ。今からでもハリウッドへ行ってごらんなさい。これから頑張って、10年経ってもまだ80才ですよ」と。よく知られたことだが、シュワルツェネッガーはオーストリア出身で、英語もあまりしゃべれなかった60年代後半に渡米、80年代になってやっとアメリカ国籍を取得した。Wikipediaによれば「UCLAで心理学を学び、1979年にウィスコンシン大学から国際市場と経営管理に関してB.A.(Bachelor of Arts)を得た」とある。つまり、移民の苦労人である。そして、これまた言うまでもなく、2003年にカリフォルニア州知事になった。 僕はシュワちゃんが州知事として政治家として、どうなのかは知らない。ただ、70才を老人と思ってしまうのか、後10年頑張ってもまだ80才ですよというのかでは、人生の一日一日の可能性は決定的に違うと思う。Kさん、新しいお仕事、頑張ってくださいね。そして何か上手く行かなかった時だけ、「わたしオバハンやからわからへんねん」とか、「歳取ってるからしんどいねん」とか、オバサンのふりをするのがイイと思います。僕は時々やってます(涙)。 ▲
by tohramiki
| 2008-06-21 08:41
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