今日はいちだんと涼しい。朝いったん5時に眼が覚めたのだけれど、窓から入る空気の気持ち良さに、そのまま9時過ぎまで眠ってしまう。10時半よりjog。少し前ならこの時間になると太陽が肌をチリチリと焼け付かせたのだけれど、今日は晴れてはいるものの、その光はとても穏やかだ。何気なく去年の今日の日記を見ると、「35度の猛暑」「jog終わりで飲む牛乳に入れたアイスキューブがすぐに溶ける」などと書いてある。今年は秋の訪れが早いようだ。台所の戸棚には水出し麦茶のティーバックが今四つ、約3リットルぶん残っている。明日はジムの帰りにスーパーに寄る予定。もう麦茶は終わりにして烏龍茶を買ってこよう。
昨日もそうだったが夕方からはNHKのオリンピック放送をHDD録画しておいて、仕事が終わった11時過ぎからおっかけ再生で見る。陸上男子4×100メートルリレーで、朝原宣治選手らの日本チームが銅メダルを獲得する。アメリカを初めとした強豪が予選のバトンミスで消えたとはいえやはり快挙には違いない。よく知られていることだが、朝原選手の奥さんはシンクロ、バルセロナオリンピックの銅メダリスト奥野史子さんである。以前TVで奥野さんが朝原さんとのなれそめを語っていたのを聞いたことがある。
二人は同志社大学の同級生。入学直後にとある講義で隣り合わせになった。神戸出身の朝原選手は下宿先を決めたばかりで、「今日、電話が引かれるんだ」と番号を書いた紙を持っていた。そして「もし良かったらかけてきて」とそのメモを彼女に手渡した。隣り合わせになった時から内心「むっちゃ、カッコイイ人やん!」と思っていた奥野さんは、心の中でガッツポーズを取ったという。1回生の最初の方の授業、たぶん一般教養だから大教室だろう。階段教室かもしれない。そんな四月の大学独特の雰囲気と、窓から漂う薫風までが眼に浮かぶような、良いエピソードだと思う。さて、陸上でリレーが始まると、いよいよオリンピックも終わりが近いですね。