7時起床。今月ぶんの、仕事の原稿はとりあえず終わった。みャ太は相変わらず、一日の大半を苦しそうに息をしながら眠り続けているが、ことあるごとに起き出してはガツガツとエサを食っている。元々身体のわりには小食なネコだった。それが今日は普段の二倍以上は食べているように見える。
昔『カムイ伝』だったか白土三平の漫画で、野生の狼は傷を負うと物陰に隠れまるで死んだように何日も飲まず食わずでじっとしていて、傷が癒え始めた時から猛然と獲物を捕ってガツガツと食い始めるというのを読んだことがあった。
人間が動物から学ぶことが出来るのはこういうことだ。みャ太がこのまま元気を取り戻せるかは判らない。だけど、コイツはネコの神様が「もういいよ、こっちへおいで」というまで戦い続けるだろう。人間もそうでありたい。
確かに嫌な世の中だ。中島みゆきじゃないけれど、戦わないヤツが戦うヤツを笑うのが普通になってる。だけど状況を呪いたくはない。少なくとも自分自身に対してだけはファイティングポーズをとり続けたい。傷ついた時にはそれが癒えるまでじっと心を休め、欲しい物は力ずくで奪い取りたい。獣のように生きていきたい。