昨夜遅かったこともあり、10時過ぎまで眠る。jogも休んで、午後はぼんやりと過ごす。トイレに置いてある古い『ミュージック・マガジン』をパラパラとやっていたら、若い頃のウォーレン・ジヴォンの写真が眼に止まり、何だか突然聴きたくなって
ファースト・アルバムをかける。薄暗い曇り空の日曜日、珈琲を入れ、ただただ耳を傾ける。もう10年以上前のこんな春先の季節、ひたすら孤独で昼間から酒に溺れていた時期があった。その頃に繰り返して聴いたアルバム。ラストに「命知らず〜Desperados Uuder The Eaves」という曲がある。“俺はハリウッドのハワイアン・ホテルに座ってた──”という歌詞から始まる。
何故かずっとこれをアルコール中毒の男を唄ったものだと思っていた。ハリウッド・ブールヴァードの裏通り、朽ち果てたような安いモーテルのテラスに座って、迎え酒のテキーラか何かを飲んでいる男。ところが今日久しぶりに歌詞カードを読んでみると、“LAの塩辛いマルガリータを俺は全部飲み干してやる”というフレーズはあるものの、上記のハワイアン・ホテル云々のヴァース後には、“空の珈琲カップを見つめながらジプシーは嘘はつかないと考えていた”と続いていた。夜、女友達が遊びに来たので、近所のサンマルクへいって、季節のおすすめフルコースというものをいただく。食べ放題のパンを色々と貰って、赤ワインを飲む。贅沢な日曜日。