6時起床。メールチェックして、以前よりメールを頂戴するお留守番猫さんのお便りで、今日3月22日は
『猫の神様』が発売された日だと思い出した。長い長い一年だった。あの本をきっかけに、色んな人と知り合った。朝いちばんにジムへ行って、夕方からは五反田CATSシアターへ。まよしーさん、和ちゃんとミュージカル『CATS』を観に行く。まよしーさんと和ちゃんもまたこの日記を通して知り合い、今年の1月には丹波篠山でイノシシ鍋を囲んだ仲だ。
何故
『CATS』なのかというと、まよしーさんが元々劇団四季の女優さんで、ご主人のOさんは東京公演ジェネラル・マネージャーというお立場。劇団四季の広報誌『ラ・アルプ』の編集さんに話を通してくださって、『猫の神様』という本の著者として何か書いて貰えませんかという御依頼を頂戴したのだ。それも、なにしろ僕はミュージカルを一度も観たことのないという不粋な男なので、「取り敢えず『CATS』を観て頂いて、他にも『ライオンキング』や『赤毛のアン』もありますので、ミュージカルの世界を知ってください」という、もう僕が大西ライオンなら狂喜乱舞しそうなありがたいお話なのだ。♪心配〜ないさぁ〜!
ご存じの方も多いと思うが、『CATS』はロンドンのゴミ捨て場を舞台にしたノラ猫達の物語。だからCATSシアター全体がコミ捨て場のイメージで作られ、劇場に入った瞬間から観客はネコと同じ縮尺になるよう設定されている。つまりセットはもちろん観客席の周りには、通常の4、5倍の大きさの空き缶や洗剤のボトル、壊れた電卓やらミシンといったガラクタが配置されている。このゴミには各シアターごとにご当地物があり、大阪公演ではビリケンさん、そしてこの五反田には汚れて端の折れたSuicaが床に落ちていた。もちろんノートPCくらいの大きさ。
お芝居が始まってからは、もう猫を演じる役者さん達の肉体性にだだただ驚く。とても人間とは思えないしなやかな動きで跳び、舞う。2メートル以上ある二階席からステージに飛び降りても、トンッというごく軽い音しかしないのがすごい。まさに猫足。猫達は客席をも縦横無尽に走り廻るので、ハッと気づくと背後に立っていてびっくり、なんてこともしばしぱ。『CATS』というミュージカルは台詞がほとんど無く、ストーリー的に見せていくものでもないので、唄と踊りを理屈無く楽しむことが出来るんだなあなんて思う。お芝居というよりはライヴ、もしくはレビューといったところか。拍手して、手拍子して、カーテンコールにワクワクして笑って、としているうちに休憩を含んだ3時間はアッという間に過ぎた。ロビーで出て行くお客さんの顔を見ていると、誰もが子供に戻っている。そういう意味ではディズニーランドにも似てるなあ。
終わってからはOさん、まよしーさん、和ちゃんに加え、和ちゃん達と大阪シナリオセンターで共に学ぶKちゃんも合流。Kちゃんも今朝東京に来て、『ライオンキング』を昼の部夜の部とハシゴしてきたとか。五反田駅近くのお店で美味しい地酒や地鶏などを頂く。今日も猫が取り持つ縁で知り合えた友達とたくさんの猫達に囲まれた、とても幸せな一日だった。