やっと調子が戻って来た感じ。6時起床。お風呂に入って眼を覚ますのも、ストレッチする時間ももどかしくjogに出る。ただし今日は午後から取材だし、その前に確定申告の書類も提出に行かねばならないので106分と短め。正午過ぎに税務署。今日が〆切日なのでさぞ混雑しているだろうと思いきや、思いのほかガラガラ。あっという間に終わったので、やでうでしやと近くのカレー屋さんへ行く。実は今日、ココでお昼にするのを楽しみにしていた。清潔な店構え、カウンター六席だけのこぢんまりとした作り。普通の主婦だった女性がお友達と始めましたみたいな雰囲気、「絶対に美味しくないはずはないッ」と思い昨年入ったら当たりでした。
そしてこのお店が良いのは、駅ビルの階段の下というか裏側、あの三角形のデッドスペースを利用して作られている。この雰囲気も楽しい。入口の引き戸ギリギリにカウンター席があるので奥に座った場合、後から客が入って来ると出られなくなってしまうほど狭い。しかし心配ご無用。足元に潜り戸のような小さなドアがあって、「ご馳走様」なんて言いつつそこから帰っていく。「ご飯どのくらいにしましょう?」なんて訊いてくれるのもイイですね。「普通で」と答えても、いったんお皿に盛ってくれて「このくらいで?」「んー、もう少し(笑)」なんてお願い出来る。
さらにこのお店がカンドー的なのは、ルーとご飯の配分に失敗し、最後の方にライスが残っていると見るや、「ソースもう少しかけましょうか?」なんて言ってくれる。至れり尽くせりというか、まるで女友達の家にお邪魔してカレーを作って貰ったよう。というワケで、確定申告も終わりホッとしてベーコンカレー──フライパンで焼いたベーコンにカレールーをかける──なんぞ食べていると、僕と同世代くらいの女の人が息子さんらしい大学生風の青年を伴って入って来る。「この間、××さんに連れてきて貰ったのヨ、あなた(息子さん)カレー好きだから絶対に連れてきてあげようと思って」などと言っている。
息子さんの方も、この小さな店の作りを面白そうに眺めている。何しろ三角形なので天井も斜め。調理場に立つお店の人達は頭がスレスレ。レジというか、お金を入れる箱がその隅にあって、手をギリギリら伸ばして釣り銭を取ったりする。そのお母さんはお店の人に僕の背後にある潜り戸を指差し、「帰りはアソコから出るのよネ」なんて笑い、「あの小さな扉をくぐって帰ると何か良いことがあるんですってよ」と息子さんに教えている。フム、ベーコンカレーを食べつつ考えました。確かに一昨年より、今日提出した去年度の方が収入は上がった。食べ終わりサービスのハーブティーをいただき、お勘定をして「ごちそうさまぁ」なんて言いいつつ、今年もその小さな戸をくぐり抜けて帰っていった。