7時起床。今日も朝いちばんで徒歩にてジム。何だか益々歩くのが楽しくなってきた。きっと、この程良い寒さが良いのだと思う。タンクトップにダウンジャケットという薄着だけれど、手袋をして、ポケットから手を出してウォーキングしていると身体中がポカポカしてくる。いよいよトレッキング・シューズが欲しくなる。さて、本日もインタビューのテープ起こしをしながら、その合間に昨日も書いたZOOM社のハンディ・レコーダー、H4をこしょこしょといじって使い方を学ぶ。
これはその名の通り音楽の多重録音が出来る4トラック・レコーダーなのだけれど、取り敢えず2チャンネル、つまりステレオで録音する方法は大まかに判って来た。で、モンダイはその音声ファイルを如何にパソコン(愛器iMacG4)に取り込むか、なのだけど、マニュアルの何処を見てもそ何故かの説明が無い。どーゆーコト? パソコンや使うソフトによって違うので書いてないのか、それともこのようなデジタル音楽器機を使う人にとってそんなことは釈迦に説法だからそんなの必要ねー、なのか?
マニュアルの最後の方に、「H4をSDカードリーダーとして使用する」というのがあって──このH4というレコーダーは本体や、内蔵ハードディスクではなくSDカードというものに録音する──んー、コレかな、とUSBで繋いでみると我がiMacG4のデスクトップに“NO NAME”というアイコンが現れた! で、それを開いて見るとナント、昨夜テストで生ギターをポロポロと弾いて録音したファイルがあるではないか? でもコレ、どうやって、何のアプリケーションで再生すれば良いの? と思いつつ何気なくダブルクリックしてみると、Yes,I did it!! iTunesが自然に立ち上がるではないか! 思わずガッツポーズ。
ついでにVCLメディア・プレーヤというフリー・ソフトをダウンロードする。少し前雑誌『Mac Fun』を読んでいたら、これには15秒スキップ機能があるので、テープ起こしの際「ちょっと前に戻りたいな」と思った時に便利と書いてあったからだ。コチラもアイコンに音声ファイルをドラッグ&ドロップすると問題なく再生出来た。ふぅ、これで何とか仕事に使うことは出来そうだ。夜になってニコンのデジタル一眼レフ、D70も久しぶりにひっぱり出してきてマニュアル片手に色々と操作してみる。コレも昨年10月にオートフォーカスのズームレンズを買ったものの、忙しさにかまけて押し入れにしまい込んだままになっていた。今年はこのカメラも仕事で活用していきたい。
あとはもうひとつ、InDesignというデザインソフト。現在唯一レイアウトまでやっている『ビデオメイトDX』という雑誌が、印刷屋さんの関係で今まで使っていたQuarkXPressというソフトが使えなくなる。だからコレも勉強しなければならない。色々やることが多くて大変だけど、InDesignというのは非常に美しい日本語組版が出来るので、頑張って使いこなせるようになりたいと思う。デジタルレコーダーでインタビューしてデジタル一眼で写真を撮り、InDesignで誌面作りをする──DTP、デスクトップ・パブリッシングという言葉が使われて久しいけれど、やりようによってはまさに自分一人で雑誌を作ってしまうというようなことが出来る時代なんだよなあ、なんて改めて実感する。