8時起床。9時過ぎよりjog。今日は、此処数日に比べて暖かいようだ。一応手袋をして出てきたのだけれど、ゆっくりと走り始め15分ほどすると暑くなって取ってしまう。ひと月程前から、少し速く走るように心懸けて来た。ある朝、公園の二股の遊歩道を平行に見るからにノタノタと決して誉められるフォームではなく走ってるオジサン(推定50代)がいて、たぶん走り始めて間もない感じ、なので合流して同じ方向に向かったら一気に追い抜いてやろう、うふうふなどとほくそ笑んでいたらナント抜くどころかどんどん差を拡げられてしまった。
僕はこれだけ走っていても本当に遅い。いや、ジョギングはスピードではないのだ、適正な心拍数で走るのが正しいのだぁ、とは思っていたのだが、コレはあまりにヒドイ、遅すぎる(涙)と思い、考え方を少し変えたのです。で、まあ相変わらずそんなに早くは走れないのだが、それでもひと月、以前読んだ金哲彦さんのランニング指南書通りフォームをしっかりと保ち腰高をキープし、腹筋と背筋を使って走るということを意識しているうちに少しずつだけれどスピードがついてきた感じがする。ふむ、この調子で続けていくつもり。昨日より今日の方が、今日より明日の方が少しでも速くなるように。
夜、仕事をしていると携帯が鳴る。取ると大学時代の同級生R。映画制作の仕事をしていて、以前この
日記にも書いたけれど今年の八月、十数年振りに再会した。「今、島根にいるんだよね」と言う。その話は夏に聞いていた。島根県の大田市というところを舞台にした
『砂時計』というコミックを原作にした映画に関わるということだった。「ひと月ベタに続いたロケが昨日やっと終わってさ、それでこれからHと会って飲むんだよ」と言う。Hはやはり大学の同級生。約30年前、渋谷にある大学の哲学科というひとクラスしかない教室に一緒にいた。
Hのことも、
やはり以前書いた。この日記を見つけてくれてメールをくれたのだ。Hは学生時代からインドを始め各国を放浪し、帰国してからは北海道のスキーロッジで働いていたそうだが、現在は郷里の島根に戻り温泉旅館の支配人になっている。八月にRが島根にロケに行くと聞いて、「だったらHを訪ねてみれば」と言ってはいたのだ。それが1ヶ月休みなく続く撮影でやっと今日になったのだという。夜更けになって、今度はHの携帯から電話があった。「Rと一緒にいる。地元の俺の友達の店で飲んでるんだ」と。大学時代以来の会話だ。たぶん会えばお互いオジサンにはなっているのだろうが、声は少しも変わらない。
去年Hからメールを貰い僕が返信し、それに戻って来た彼のレスは「インターネットってすごい発明だよね」と始まっていた。「僕らは数十年前確かに親友として同じ時代を生き、そしてこうやって再会した」と。確かにインターネットも携帯電話もすごい発明だ。七〇年代も決して悪い時代ではなかったが、我々の世界は少しずつだが幸福に向かって動いている──昨日より今日が、今日よりは明日の方が。