ネコに名前をつけるのは容易ではないと言ったのはT・S・エリオットさんだが、ネコに薬を飲ませるのもけっこう大変です。左手で顎を押さえつけながら中指と親指で力ずくで口を開けさせるワケですが、ソコにはネコの歯にして犬歯とはコレ如何にという鋭いキバが生えているのので気を抜くとザックリいかれる(涙)それでもって隙を見て舌の奥、付け根のあたりに錠剤を落としてやる。あまり奥に放り込むと気管に入ってしまうからですね。
でもってモノの本には「口を閉じて喉を優しく撫でてやると飲み込みます」なんて書いてあるが、ウチのバカネコはそんなこっちゃ大人しく飲み込んでくれたりしませんね。力ずくで口を閉じて鼻を押さえても、窒息しそうになりながらもコチラの手をツメでひっかいて傷だらけにし、飲んだかなと思ったら「ブハーッ」って吐き出しやがんの。まったくもお。
ネコに薬を飲ませるのも大変だが、コンピュータやその周辺機器についての疑問を解決するのけっこう大変です。今日もプリンタのインク残量をモニタ上で確認する方法がどうしても判らず仕方なくサポートに電話した。「ドライバはCD-ROMからインストールされましたかぁ?」「ええと、たぶん(そんな昔のコト憶えてない)」「ユーティリティを起動するとクラシック環境になりますかぁ」「いえ、なりません」「とすると弊社のウェブサイトからOSX用のドライバをダウンロードされたんだと思います」「はあ……(そうなのだ、プリンタドライバはOSXで動くのにオンラインマニュアルがOS9用なので判らなかったのです)」
というワケでサポートの方の指示に従っていったん旧いドライバをアンインストールして新たに新しいバージョンを入れてと上手くいけば良いのだがその間、コチラのMacがフリーズしてしまい再起動したりと何だかんだあってやっとドライバを入れ替える。その間約30分。「ではまたユーティリティを起動して、プリントモニタには表示が出ますでしょうか?」「エート、出ないなぁ」「接続はFireWireでしょうか?」「そうです……、アレ、USBだったかなあ」と背面に廻って凍りついた。
「うわっ」「ど、どうしました!」「け、ケーブルが抜けてる……!」「げっ!」オレはサポートの兄ちゃんが「げっ!」って言ったの初めて聞いたね(涙)「エート、あのう、まことにお聞きしにくいのですが元々の原因がこのケーブルが抜けてたってコトはありませんよね、しくしく」「おおいに考えられます、しくしく」