8時起床。今日も晴れている。〆切が押していて、もう走っている暇などないのだけれど、「走りながら原稿をどう書こうか練るから──」などと、自分に言い訳しながらjogに出る。梅雨明け宣言はまだのようだけれど、たぶん今年はこのまま真夏に突入してしまい、8月に入ってから「実は7月の××日に明けてました」と発表されるパターンではないだろうか? と言うのは確かに陽射しにはまだ、肌を焦がすチリチリという音が聞こえそうな程の力強さはないのだけれど、公園の芝生やアスファルトにぶつかる太陽が明らかに数日前と違う。特に一昨日、我がテリトリーの公園では盛大に芝刈り業務が行われた。女房と畳は新しい方が良いかどうかは知らないが、夏の芝生は刈りたてが良い。美しく刈られた芝生の間を緩やかに蛇行するアスファルトの舗道を、ドゥービースやイーグルスを聴きながら走っていると、オレは今、世界一幸せなジョガーだと思う。
それにしても部屋の中は暑い。今日は一日中iMacG4にへばりついて原稿書き。扇風機はずっと廻りっぱなしだ。そうしておいても布張りのチェアは、トランクス一丁でいるせいか汗でじっとりと湿る。今日はシャワーを含めお風呂に5回入った。そう、自由業に与えられ自由は「いつでも何回でもお風呂に入る自由」だけ。その自由を満喫しました。Tシャツもパンツもそのたび着替える。洗濯機も三度廻した。洗濯物の乾きが良いのでそれも苦にならない。仕事も洗濯物干しもジョギングも、夏は何をしていてもそのすべてがウキウキと楽しい。