8時起床。120分走る。日記をアップして、簡単な昼食を作ってすませたのち、午後遅く外出。原宿の神宮前耳鼻科クリニックへ。キディランドの裏手、吉田拓郎さんの唄で有名なバー、ペニー・レインの脇を通って行く。今日から花粉症治療開始である。問診を受け、鼻の中を診て貰う。先生曰く「それほどの炎症ではないですね」とのこと。そうか、上には上がいるというか、世の中にはもっと辛い人がたくさんいるんだなあと思う。まずは、自分が何のアレルギーなのかを知ることが治療の第一歩と教えられ、血液検査。採血して貰い結果は一週間後。鼻にスチームを入れるような機械を一分ほど。これがけっこう気持ち良い。薬を出して貰う。「取り敢えず投薬だけでもかなり楽にはなりますよ」とのこと。この花粉症治療に関しては続けてこの日記で報告していきます。
原宿から渋谷までぶらぶらと散歩し、タワーレコードなどで時間をつぶしてから、8時、青山スパイラルで行われた
井浦秀夫さんの小学館漫画賞受賞パーティへ。AV監督の豊田薫さんと表参道で待ち合わせて向かったのだが、会場では女流監督の第一人者・長崎みなみさん、元女優・監督で今はまったく別の分野で活躍されている風吹あんなさんと久々に再会する。他にも監督の高槻彰さん、カンパニー松尾くん、平野勝之くん、中村京子ちゃん、同業者で作家の本橋信宏さんら旧知の人達とも出会い、「やあやあ」「今日はめでたいねえ」などと言い合う。皆さん、井浦さんの『AV列伝』の主人公であったり、協力した人々だ。
盛大なパーティ。「トーラさんも御挨拶を」と言われ緊張。結果的に『釣りバカ日誌』のやまさき十三先生に村上もとかさん、弘兼憲史さんの間にカンパニー松尾と僕が挟まれてというスゴイ展開になってしまう(涙)。でも、さほどしどろもどろにならずに済んだのは、3人の先生方が御挨拶の中で『AV列伝』を高く評価してくださったからだ。特にこの賞の審査員でもあった村上もとか先生によると、審査の過程では『弁護士のくず』と『AV列伝』を合わせての受賞でも良いのではというご意見も出たとのこと。そして僕はささやかながら、井浦さんと担当編集者・石原さんが
この連載を始めるに当たり色々と御苦労された経緯を知っていた。いかに真面目な企画であっても、「少年サンデー」「小学一年生」等の少年誌を持つ小学館で、AVを題材にした漫画を掲載するというのは大変なことだったはずだ。編集部は大英断だったと思う。もしも失敗したら、作品が評価されなかったらと後ろ向きに懸念したら出来なかっただろう。
美味しいワインやらめったに食べられない柔らか〜いローストビーフなどをたらふくいただき、カンパニー松尾くんと二人上機嫌で原宿の駅まで歩いて帰った。良い夜だった。井浦さんおめでとう、石原さんお疲れ様でした。お二人のさらなる御活躍を御期待申し上げます。