8時起床。本日の天気予報は“晴”だが、お世辞にも晴れ渡っているという空ではない。かろうじて薄陽の差す中118分走る。今日は留守番犬マッキーに会った。彼は飼い主に散歩に連れられ公園にやってきて、ジョギングが趣味のそのお父さんが30分ほど走っている間、植え込みの柱にリードを付けてもらいずっと待っているのだ。
柴犬。年齢・推定2才。何故僕が名前まで知っているかというと、その柱にはちゃんと「マッキー留守番中」という札がかけられているからである。マッキーは走ってくる人がいると「あれ、お父さんかな?」という顔でコチラを見る。僕も近づいて「マッキー、お留守番してるの? エライねー」などとと話しかけたりするのだが、彼はお父さん以外の人間にはまったく興味を示さない。座らずいつも四本の足とシッポをピンと伸ばして立ち「お父さん、まだかな?」という顔で周りを見回している。
一度だけ、お父さんがマッキーのリードを植え込みの柱をくくってジョギングに向かうところを目撃したことがある。お父さんが「じゃあ、行ってくるよ」と手を振ると、何とマッキーは「うん、うん」と二度大きく首を上下し頷いていた。マッキー、おそるべし──。