一年に一度くらい経験する変な二日酔。それほど飲んだとは思わないのだが、昨夜は一昨日借りてきた『優しい時間』を観ながらだったから少し量が過ぎたのかもしれない。8時過ぎに起きた時には少しアタマがぼんやりとしていた。それでもいつものように長めに風呂に入り、かなり気温の高い中を121分走るとすっきりした。
ただ、肩こりを伴う頭痛が少しあるなと思いつつiMacG4に向かい、昨日半分ほど書き残した日記を書き始めた頃からアタマが割れるようにガンガンし始めた。たまらず寝室に引き上げベッドにもぐり込む。すると吐き気までし始める。頭痛と吐き気に襲われながらも時々フッと意識か遠のくのだが、こういう時に限って宅急便が来たり無意味な勧誘の電話が鳴ったりで眠れない。
いつも思うのだけど二日酔って不思議だ。今日のように軽いものもそうだが、例えばトイレでゲーゲー吐きまくり七転八倒するようなひどい時でも、15分でも30分でもふっと意識を失うように眠りに落ちると、まるで嘘のようにその苦痛が消えてしまう。あの、ほんの短い意識のブラックアウトの間に、身体の中ではどのような変化が起きているのだろう。そして、あの二日酔が抜けた後のふんわりと身体の奥から活力が出てくるような感じ、そしてじわっと食欲が湧いてくるあの感じは、酩酊している時より遥かに心地良い。
二日酔の良いところは、と思う。誰も同情してくれないことだ。以前にも書いた気がするけれど、歳を取ると若い頃のようにたくさん飲んだから二日酔になるという単純な構図ではなくなる。胃が疲労していたり肝臓がヘタっていると少量の酒でも吐き気がしたり残ったりするし、それ以前に身体全体が疲れているとアルコールは容赦なくダメージを与えてくる。でも、それもこれもすべて自己管理の出来ない自分の責任だ。誰にも腹を立てず、誰を恨む必要もない。実に単純明快な生活。
夜になって仕事用のビデオを少し観始める。さて、個人的な黄金週間はこのささやかな二日酔騒動で終わり。少しずつ仕事モードに戻していくつもり。