今日もはっとして起きると6時。昨夜は12時前に寝たから睡眠は充分なはずなのだけど、それでもまったく眼が覚めない。やはり相当疲労がたまってるみたいだ。残っている仕事は2社。AVレビューが4本と3本。いったんはiMacG4の前に座ったのだがあきらめて二度寝。しかしマア、4本の方が朝イチと言われていたので7時まで寝ても2時間あれば書けるだろうとタカをくくっていたのだが、これがまったくだめ。
何というかカラダに力が入らない。キーボードを打つ手がもつれる。20文字×30行くらいのコラムを一本書いては「ふぅ」とため息をつき、しばらく休んでから次へ向かうというありさま。それでも午前中に4本終わるだろうと思っていたのだが結局メールで送り終えたのが3時半過ぎ。這うようにベッドへ行ってまた1時間ほど寝て、次の3本を書き終えたのは6時前だった。
さて仕事も終わったし軽く走りに出ようか──疲れてる時は軽く走った方が血行が良くなって疲れが取れるんですね──と思っていたらザーッとすごい雨が来る。フム、これは誰かが今日は休みなさいと言っているのかも知れないと思い、やれやれと風呂に入る。上がってみると雨はますます激しく、風もびゅーびゅー吹き始める。まるで嵐のようだ。
さて仕事も終わったと焼酎でも飲もうか、そう思った時だった。かすかに「みゃー」と声がする。気のせいかなと思った時もう一度ベランダの方から「みゃー」。子猫の声だ。窓を開けるとすごい雨が風と共に吹き込んで来る。玄関に行って傘をとって返し、ベランダへ出て階下を覗き込んでみる。
暗くてよくわからない。我が家の隣は造園業者さんの畑のようになっていて、子猫の声はその作業小屋とマンションの塀の間あたりから聞こえる。どうしたのだろう、母猫はいないのか、はぐれでしまったとしたら、と考える。みャ太とぎじゅに出会った時のことを思い出した。彼らもこんな雨の日に公園のゴミ箱の下でニャーニャー鳴いていたのだ。
何処かで生まれた子達の里親とかになってまで、またネコと一緒に暮らそうとは思わない。でもまたこんな雨の夜に出会ってしまったら、それはネコの神様からの巡り合わせてだと思って拾ってしまうんだろうな。そんなことを考えているうちに、やがて雨もやみ子猫の声もしなくなった。たぶん母猫が戻ってきたのだろう。