4時半起床。すっかり朝のルーティーンになってしまった起き抜けのスクワットをやってから、ジョナサン・ビス
「ベートーヴェン / ピアノソナタ」を流してストレッチを始めた。何度も書いているけれど、季節が変わると聴きたい音楽も変わる。やっとマイルス・デイヴィスの、いわゆる「エレクトリック・マイルス期」に浸りきる日々が終わった。7月25日に
「夜明け前のマイルス」というタイトルで、「まだ夜が明けない暗い時間帯には、マイルス・デイヴィスを流している」「もう2カ月以上続いている」と書いている。つまり5月の半ば頃から5カ月近くにわたって聴き続けたわけだ。その間、ジャズ雑誌の老舗『スイングジャーナル』の元編集長にして日本を代表するマイルス研究家、中山康樹さんの著作『マイルスの夏、1969』（扶桑社）、『エレクトリック・マイルス1972‐1975：「ジャズの帝王」が奏でた栄光と終焉の真相』（ワニブックス）を読み、『マイルスを聴け！ 増補改訂版 Version 5』（双葉社）を再読した。今年は5月からまるで梅雨明けのような日々が始まり、6月には早くも冗談のような猛暑が訪れた。そして10月に入ってやっと朝夕が涼しくなった。長い長い夏だった。でも来年もまた猛暑がくれば、マイルスを聴くことになるのだと思う。
※写真は今朝のウォーキング中に撮影。午前6時14分。気温は19℃。少し寒く感じた朝。data：iPhone15Pro 1 × #Instagram #MOLDIV #ORIGINAL
