友人が亡くなった。僕がかつて若かった頃に過ごした出版社、白夜書房(コアマガジン)の後輩で、一時期は20万部を超える発行部数を誇るサブカルチャー系雑誌の編集長だった。それほど言葉を交わす機会は多くなかったのだが、2010年代になって出版不況が押し寄せ、ほとんどの仲間が会社を辞めた。彼もその一人だった。数年前にSNSを通してメッセージをもらい、「親しくお話したことは少なかったですが、東良さんのご著書や雑誌に書かれた文章はいつも拝読しています」と書いてくれていた。そこから交流が始まったのたが、離婚してご両親を相次いで亡くし、精神的にキツイ状況であると知った。「電話していいですか?」とテキストでの連絡もらい、深夜に長く話したのが最後になった。そのとき「俺には白夜しかなかったんです」、彼がそう言ったのが胸に染みた。

数カ月前、体調不良で入院したとSNSに書き込んでいたので心配はしていたのだが、無事退院したと人づてに聞いたのが先週のこと。しかし昨日、連絡がつかないことを心配した編集者時代の後輩が鍵を壊して部屋に入ってみると、倒れていたという。我々は雑誌を作るということである時代を過ごした。夢中だった。彼が語ったように、まさに「それしかなかった」のだ。そして今は、こうして何もない時代を生きている。だけどそれでも、生きていくしかないのだと思う。
※写真は昨日のウォーキング中に撮影。紫陽花が咲き始めた。data:iPhone15Pro 2 × portrait mode #Instagram #MOLDIV #ORIGINAL
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