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今日も8時過ぎまで寝て、のんびりと風呂に入り時間をかけてストレッチをしてからjogに出る。掃除とかやらなければならないことはたくさんあるのだが、まあ別にあくせくしても仕方ないか、と思う。バタバタと年内にすべてを片付けでしまうことであわただしく過ごしてしまうよりは、この年末という時間の持つ独特な空気を味わいたい、そんなふうに考えることにした。
118分。昼過ぎまで走って帰り風呂に入っているとリビングで電話が鳴る。家にいてもこうして出られない時があるので日常的に留守電にしている。だけど数分後、また鳴った。変だな、と思う。こんな時期に僕に電話をしてくる人なんていない。仕事はもうすべて終わっている。するとまた鳴る。3度目だ。厭な予感がした。例えば身内や友人に不幸があったとか、そういうことだ。おかげさまで母はぴんぴんしているが何と言っても70も半ばだ。したがって親戚はもう年寄りばかり。皆さんお元気だが、いつ何が起こっても不思議ではない。 少し覚悟して風呂からあがってみると電話機のランプが点滅している。再生してみるとHMJM広報の宮下くん。ああ、良かった。「今日、事務所で忘年会をやるので来ませんか?」というお誘い。最初の二回はFAXを送ろうとしていたようだ。我が家は二年前に壊れて以来付けていない。物書きがそれではいけないだろうとは思うのだが、メールでほぼ済んでしまうのでなかなか買う気になれない。 少し前に忘年会なんて興味無いというようなことを書いたけれど、HMJMとなると話は別だ。代表のカメラマン、浜ちゃんこと浜田一喜くんもカンパニー松尾も、宮下くんを始めスタッフの人達もあまり仕事上の付き合いという感じがしない。用も無いのに会おうよとか飲もうとかいうことは無いから友達というほどではないのだが、それでも彼らと会っていると決して「仕事」という感じがしない。敢えて言えば好きでやってるクラブ活動というか、そう言えばHMJMという場もまるで部室のようだ。 みャ太の喪に服すという気もあったのだが、行ってみようと思った。とにかくみんなの顔を見て「今年一年お疲れさま」と言い、「来年も面白いことが出来たらイイね」と言えたらいいなと思った。そして、行って良かった。HMJMは少し前に事務所を引っ越したばかり。驚くほど広いオシャレな場所だった。原宿の裏側、神宮前1丁目から3丁目の途中。おそらく東京オリンピックくらいに建てられた古いマンション。内装もすごくレトロで、例えば六〇年代後半、山本寛斎あたりがファッションのトップを走っていた頃のアパレル事務所が入っていたというような匂いがぷんぷんした。 すごくたくさんの人達が立食の形で思い思いにお酒を飲んだりおしゃべりをしたりしてる。そう、誰もがココに来れば「仕事のツキアイ」とかそういうことは関係なく、面白いことがたくさんあると知っている。「ごぶさたです」と最初に声をかけてきてくれたのは清水さん。彼はロックフェスのスタッフなどをしている人で、HMJMと銀杏BOYZ他ミュージシャン達の橋渡しをしているような存在。実は八〇年代後半僕が鬼頭径五くんというロックンローラーのPVを撮っていた頃にすれ違っていて、メールではやりとりしていたのだがナント15、6年ぶりの再会である。フジロックにも関わっている清水さんは「東良さん、来年はボブ・ディラン、来るかもしれないですよ」なんて言う。 ターボ向後くんに「やあやあ、先日はどうも」なんて挨拶して、松江哲明くんは「トーラさん、録画して来ました?」と訊く。もちろんして来ましたよ、お笑いのツボが似てる僕と松江くんは今日深夜の『人志松本のすべらない話』をずっと楽しみにしていたのだ。他にもそうそうたるAV監督達が。今年僕にいちばんの衝撃を与えてくれた松嶋クロスさんを宮下くんが紹介してくれた。松嶋氏のボスでもある僕が個人的に勤勉な大天才と呼んでいるインジャン古河くんにもおそらく二年振りくらい。ドラマを撮らせたら間違いなく日本一、FAプロを退社してフリーになったばかりの長江隆美監督。企画の王者・甲斐正明さん。先日もインタビューさせてもらったばかりの二村ヒトシさん、V&Rの竹本シンゴくんも、さらに誰が何と言おうと僕がやはりこの人作品は最高だと信じて疑わない平野勝之くん、いやはやすごいメンバーだ。 そしてもちろんバクシーシ山下くんも。で、ヤマちゃんは会うなり「よっぽど電話かメールしようかと思ってたんですよ」といつになく真顔で言う。それだけでピンと来た。彼も二年前、15年一緒に暮らしたネコを病気で亡くしていた。15年前というと彼がまだV&Rプランニングに入社して間もない頃、監督にもなっていない時期だ。その頃ヤマちゃんは若くして結婚しネコと3人で暮らし始めた。しかし、残念ながらしばらくして離婚。そして約10年の独身時代を経て、現在の奥さんと再婚。ネコはその新婚家庭で二人に看取られて死んだのだ。つまり、山下くんの青春時代をすべて見ていたのがそのネコだった。 ところがその翌日別れた奥さんから電話があった。二人は離婚以来連絡を取り合ってはいない。だから元奥さんは彼がV&Rプランニングを退社しフリーになっていることも知らずそこに電話をかけ、現在の連絡先を聞いたのだと言う。彼女はこう切り出したそうだ。「ココ三日間、何故かあのネコの夢ばかり見るの。心配になって……」と。「オレはそういうコトを一切信じない男なんだけどさ」とヤマちゃん。そりゃそうだ、何ンたって青木ヶ原樹海にAV女優を連れて行ってセックスさせて、果たして霊はカメラに写るか? なんて言うバチあたりなビデオを作ってる人なのだ(笑)。「それでもねえ、その時はサスガにネコっていうのはそういう神秘的な生き物なんだってしみじみ思ったよ」と。 そしてヤマちゃんは携帯の待ち受け画面を見せてくれた。結婚してすぐ彼らには子供が出来た。そしてその子が生まれてすぐ、また飼い主を探している子ネコと出会い飼い始めたという。携帯には小さな男の子が自分の胴体ほどもありそうなネコを一生懸命抱き上げて写っていた。二人は同い年。二才になったばかりだ。 死にゆく者もあれば生まれてくる者もいる。世界はそのように続いていく。そしてネコ達はその世界の果ての、我々の決して手の届かない神秘の場所に、あの可愛らしい肉球でちょこんと触れているのだ。それを実感した、良い夜だった。ヤマちゃん、HMJMのみんな、ありがとう。
by tohramiki
| 2005-12-27 22:01
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