昨日、前置詞「beyond」「behind」の面白い使い方について書いたけれど、先週の『ラジオ英会話』では「under」も習ったので、忘れないようにまとめておきたい。「 I found the key under my bags. (私は鞄の下に鍵を見つけました。)」というように単純に「物の下」というのも、もちろんあるけれど、「下」ということはある活動の「下」であり、まだ完成に至ってないという意味もある。それらが以下。
under discussion(協議中)、under construction(工事中で)
under repair(修理中で)、 under way (進行中で)
他にも「下」は「〜の影響下」でという意味にもなる。状況・影響・規則の「下(もと)」での例が以下。
under these [the] circumstances(この状況の下で)
under the influence of ~(~の影響を受けて)
under the rule of ~(~の規則に従って)
ところで「under」と言えば2013年、故・安倍晋三元総理がブエノスアイレスの国際オリンピック委員会(IOC)総会に於いて行ったスピーチが有名ですね。例の「アンダー・コントロール」発言であります。正確に書き起こすとコチラ→「Some may have concerns about Fukushima. Let me assure you, the situation is under control.(フクシマに対して懸念を抱いている方もいるかもしれません。私に保証させてください、状況は制御されています。)」。これ、調べてみるとネイティヴは日常会話でも使うらしい。主に「万事上手く行っている」や、状況(特に「何か問題があるのでは?」と)を訊かれて「大丈夫」と返すときなどだ。例えば隣人の部屋で男女の言い争う声が聞こえ、続いて女性の悲鳴がした。アナタは気になってノックして尋ねる。すると中から男の声が応えた。
YOU:Hey!What's going on,Are you OK?(いったい何の騒ぎだ、大丈夫か?)
MAN:Nothing! It's all under control. Don't worry!(何でもない。何も問題はない。心配は要らないんだ!)
いやいや、心配するって。ちなみに「under control」の対義語は「beyond control」や「out of control」。「制御不能」、日常会話では「手が付けられない」「手に負えない」というニュアンスで使うらしい。例文は「The students were out of control.(その生徒たちは手が付けられなかった。)」