What got you interested in Edo-Kiriko? (どうして江戸切子に興味を持ったの?)
確か「江戸切子」のガラス細工職人に弟子入りしたイギリス人の若い女性に、日本人の友人が問いかけた台詞だったと思う。2020年の『もっと伝わる! 即レス英会話』にはやはり空手を愛好する英語圏出身の女性に、「What got you interested in Karate?(どうして空手に興味を持ったの?)」という会話も出てきた。なぜ印象に残っているかというと、どうして「Why」を使わないか、という理由だ。「Why did you get interested in.〜?」や「Why are you interested in.〜?」と訊くと、「どうしてそんな(つまらない)ものに興味を?」というニュアンスに受け取られかねないからだそうだ。他にも『おもてなし 即レス英会話』にはこんなフレーズもあった。
「What brings you to japan?(どういう経緯で日本に来られたのですか?)」
直訳すると「何があなたを日本に連れて来たのですか?」と、宇宙人か何かに拉致されて連れて来られたような感じもあるが、無生物主語が多用される英語では普通なのだと思う。こちらもやはり、「Why did you come to Japan?」とすると、「テメー、何しに日本に来やがった!」という意味に取られかねないらしい。つくづく思うのはこの、英語圏に暮らす人々の相手への気遣いである。彼らの方がよほど「おもてなし」マインドに溢れている。