7時起床。いつものようにペットボトルに入れた野菜ジュースを飲みながらお風呂に入り、ストレッチして8時過ぎからjogに出る。今日も爽やかな秋晴れだ。昨日からアタマの中ではニール・ヤングの「Rockin' in The Free World」が回り続けていて、「きーぷおん・ろっきん・いん・ざ・ふりーわーるど」と口ずさみながらアップする。昨日、11月12日はニール・ヤングの誕生日だった。1945年生まれだから60才。還暦である。
メロディアスとかポップとかいう言葉とは無縁な感じがするけれど、この人の作る曲には一回聴いただけで何故かハッキリ頭に残ってしまうものが多い。「Rockin' in The Free World」もそうだ。この曲は1989年春、二度目の来日の際NHKホールでアコースティック・セット、エレクトリック・セット両方で唄われたものだが、その時点ではレコード化されていなかった。それでも僕らファンは「あの“ろっきん・いん・ざ〜”って曲良かったよねー」「新曲だよね、アレ」なんて少し興奮気味に渋谷公園通りの坂道を下ったものだった。
その「Rockin' in The Free World」が収められたアルバム『FREEDOM』が発売されたのはその4ヶ月後のことだ。1976年初来日の時、武道館で唄われた「Like A Hurricane」もそうだった。天井から天使の羽が付いたような白いシンセサイザーが降りてきてフランク“パンチョ”サンペデロが弾き、ニール・ヤングは「サザンマン」スタイルの爆音エレキギターを鳴らして印象的なサビを唄った。その「Like A Hurricane」が正式にリリースされたのは二年後の『American Stars'N Bars』だった。
そもそもその初来日のエレクトリック・セット一曲目にクレイジー・ホースをバックに唄われた「Country Home」は長年マニアの間では幻の名曲と言われていたわけだけど、それが正式なアルバムに収録されたのはナント14年後の1990年、ニール・ヤング&クレージー・ホース名義で出された『傷だらけの栄光(Ragged Gloly)』。いやはや何とも自由な世界でロックし続けるとはこのことです。
さて、昨日11月12日はニール・ヤングの誕生日。そして本日11月13日はSMAP木村拓哉氏の誕生日でありますが、同時にわたくしトーラミキの誕生日でもあります。ぱちぱちぱち(拍手の音)。47才になりました。誕生日メールをくださった方々、ありがとうございました。僕もこの一年、自由な世界でロックし続けたいと思います。
今日はこれから六本木に行きます。と言ってもワッと盛り場に繰り出すのではなく、溜池山王近くにあるAVメーカー・ドグマにお邪魔して、監督の二村ヒトシさんの取材にうかうワケです。でわでわ、行ってきます。