しばらく間をおいて二日走り、昨日はジムに行ったので身体中に心地良い倦怠感がある。それで眼は覚めたのだがなかなか起き出せず9時に起床。みャ太に朝の薬を飲ませ、お刺身を少しだけ食べさせてからjogに出る。昨日はずっとぐったりしていた。輸液をしてもらった当日はたいていそうだ。やはり負担があるのだろうか。輸液とは人間には出来ない水分の補給の仕方で、皮下脂肪に注射針で入れる。女医さんによれば「点滴のバックを背中に背負っているような状態」なのだそうで、そこから少しずつ水分が全身に廻っていくのだそうだ。ウンチもかなりゆるくなる。みャ太は12年間快便を貫き通してきたネコなので、それにもちょっと戸惑っているようだ。
公園に出るとかなりの人。そうか、今日は日曜日だったのかとやっと気づく。昨日とは打って変わった曇り空。少し寒さを感じる中を106分走る。僕はタイツにウインドブレーカーという格好だが、他のジョガー達はもう少し薄着だ。中にはTシャツにジョギパンという人もいる。
戻り、風呂に入ってから昼食。ワカメとキュウリの中華風サラダに納豆ゴハン。おつゆは昨夜作った、今シーズン初めての粕汁である。粕汁には七味をパラパラとかけて食べると美味しいのだが、今年の春、この日記でも何度か登場して頂いている藩金蓮さんから教えてもらってお取り寄せした
京都清水・七味屋本舗の七味唐辛子を使う。
この七味は本当に人生観が変わるほど美味い。オレは今までなんという不毛な七味を振りかけ続けてきたのだろう、と思うほどである。いやホント。辛みが極端に少なく、そのぶん山椒や紫蘇を始めとした風味がとても強い。藩金蓮さんは「この七味を使うとスーパーで買う一把100円のおそばが高級店の味に変身してしまいます」と言っていたがまさにそう。蕎麦に良しウドンに良し、ミソ汁や豚汁に良し。なので粕汁を食べるのが本当に楽しみだったのだ。もちろんとても美味しくいただきました。
夕方になって昨日買っておいた豚のレバーを茹でてみャ太に食べさせてみる。お刺身と同じように時々吐き出してしまうけれど、最終的には名刺大くらいの一切れを食べた。食べさせてやりながら飼い主も少しつまんでみる。何の味付けも無く、ただお湯で煮ただけなのだがけっこうイケる。こんな美味しいものが食べられないということは、やはり口の中か喉が相当痛いのだろうか。
我が身を考えてみても、メシも食いたくないというのは相当まいっている時だ。何とかしてやりたいと思うのだが、どうしたら良いのかわからない。とにかく今はこうやって少しずつでも口に入れて食べさせることしか出来ない。