4月から始まった朝ドラ『なつぞら』が面白すぎて困る。別に困ることはないのだが、『ひよっこ2』を見終わってからと思っていたのだが、月曜放映の第1回を「ちょとだけ」と再生してみたらもう止まらず、昨日金曜日の第5回まで一気に観てしまった。戦災孤児で元浮浪児で、あまりに苦労し過ぎてちょっと子どもらくしなかったなつ(粟野咲莉)も明るくなったし、ジイサン(草刈正雄)の許しも出て学校に通えるようになった。なつにちょっとだけ意地悪だった居候先、柴田家の娘・夕見子(荒川梨杏)とも仲良くなれたし、まずひと安心。何より感動的だったのは、ジイサンがなつを開拓仲間の菓子屋「雪月」に連れて行き、「俺の弟子だ」と紹介したシーンだった。
その後、「雪月」の店主・雪之助(安田顕)が作ってくれたアイスクリーム食べながら、ジイサンがなつに言って聞かせた台詞がとても心に響いたので、書き出してみた。「ちゃんと働けば、必ずいつか報われる日が来る。報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。ただいちばん悪いのは、人が何とかしてくれると思って生きることだ。人は、人をあてにする者を助けたりはしない。逆に、自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるものだ」。そしてジイサンのなつへの言葉は、「お前はこの数日間、本当によく働いた。お前なら大丈夫だ。だからもう、無理に笑うことはない。謝ることもない。堂々としてろ、堂々と、ここで生きろ」と続く。
※写真はなっちゃんではなく、チコちゃん。髪型が一緒なので。3月22日放映の回「なんで4月1日生まれは1つ上の学年になるの?」で桑田真澄にエイプリールフールをカマされ驚いたところ。data:iPhone6 #Instagram #MOLDIV #VIVID