昨日書いた『基礎英語3』「LESSON 158」、「Your efforts will not betray you.(あなたの努力はきあなたを裏切らない)」は、主人公の翔が同じ中学からその高校を受験する友人たちと駅で待ち合わせ、試験会場へ向かうというストーリーだった。そして次の回「LESSON 159」は午前中の試験が終わり、同じ中学の友人同士が集まってお弁当を食べるというシーンである。そこで自分のときはどうだったのだろうと考えたのだが、これがまったく思い出せない。そもそも試験はどこで受けたのか、科目は何だったのかの記憶もないのだ。いやホント、きれいさっぱり、ない。会場は当然後に3年間通う高校の教室だったのだろうし、ならば翔たちと同じように、友だち同士で待ち合わせして向かったのだろう。科目は国語・算数・理科・社会・英語か? ならばやはり4科目終わったところで昼食だったのではないか。けれど、まったく覚えていない。
それに反して合格発表のことはよく覚えている。冷たい雨の降る寒い日だった。受験番号まで記憶にある。「73番」だった。当時は今の少子化社会なんて想像出来ないくらい子どもが多かったから、僕らの高校は1学年10クラスあった。1クラス、50人にちょっと欠けるくらいだった。公立高校(県立)というのは中学の進路指導の段階で受かりそうな生徒しか受験させないから、倍率は多くて1.2倍くらいだったと思う。それでも500人以上は受けたわけで、その割りに番号が若いのが気になる。願書を早く出したからか? ウーン、わからない。それにしても、高校受験というのは中学生にとって一大イベントだ。それをサッパリ覚えてないというのはどうにも惜しい気がする。
※写真は昨日の公園。梅林はまさに満開である。data:iPhone6 #Instagram #MOLDIV #HERO