日曜日の朝、毎週見ているTBSの
『サンデーモーニング』、毎回最後に流れるコーナー「風をよむ」。今朝のテーマは「躾と虐待」だった。先月千葉県野田市でまたもや10才の女の子が父親の虐待で亡くなるという痛ましい事件もあり、民法822条<教育や監護に必要な範囲に限り、親が子どもを懲らしめることができる>とされる「懲戒権」の削除や改正、あるいは名称の変更が検討されているとのこと。番組の中で、恥ずかしながらまったく知らなかったことがあった。それは16世紀に日本を訪れた外国人の記録には「日本では子どもを育てるのに、懲罰ではなく言葉で戒めている」(イエズス会宣教師ルイス・フロイス)や、「(日本人が)子どもを打つ叩く殴るといったことはほとんどなかった」(スウェーデン医師ツュンベリー)と言った記述があり、西洋人たちが日本の大人たちの教育を驚きの眼をもって見ていたという件である。
ではなぜ「子どもに手をあげるのではなく言葉で諭す」という、日本古来の穏やかで優しい伝統が消えてしまったのか? VTR出演した山梨県立大学人間福祉学部・西澤哲教授によれば、それは明治期以降にヨーロッパから輸入された考えに影響されたからだという。人間とは生まれ持って悪魔を心に宿しているというのが西欧の考え方。つまりキリスト教に於ける原罪だろう。子どもは叩かないとだめな大人になってしまうという思想。それに基づいた体罰という方法を、無批判に受け入れてしまった。それが富国強兵政策によって増幅され、さらに戦争が激しくなると、米英と対等に立ち向かえる強靭な肉体と精神を作るためと、体罰が日常的に行われるようになった。本当に浅はかにも、僕は漠然と逆だと思っていた。日本には元々封建主義や家父長制から厳しい体罰を伴う躾があって、戦後民主主義の導入によってある程度改善されたのだと。もしも海外の列強国に負けないためにと、温和で伸び伸びした子どもへの教育が失われた、いやむしろ自ら捨て去ってしまったのだとしたら、それはやはり虚しく悲しい歴史と言えないか。
※写真は金曜日、公園の梅林。穏やかな風景。冒頭にリンクした『サンデーモーニング』のYouTube、「風をよむ」のコーナーは最後の方1.34.55くらいから。data:iPhone6 #Instagram #MOLDIV #HERO
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