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勝谷誠彦が死んだ。あれは今年のお盆過ぎ、丹波篠山から戻ってしばらくした頃、有料配信メール『勝谷誠彦の××な日々。』発行人・高橋ヨロンこと高橋茂から連絡をもらい、勝谷が緊急入院したことを知らされた。病名は長年の大量の飲酒による「劇症肝炎」「重症アルコール性肝不全」、黄疸がひどく意識もしっかりしていない状態で、尿も出にくいとのこと。しかしまだ誰もが楽観的だった。実際、入院による禁酒によって肝臓の数値は周囲が驚くほど回復したし、しばらく高橋が代わりに執筆していた『××な日々。』も、9月5日からはごく短い文章だが本人も寄せるようになった。同月9日には病院の個室より、自らノートパソコンを使って配信もした。 ところが10月の半ば過ぎくらいから、『××な日々。』の文面が奇妙に歪み始める。本人はパソコンの調子が悪く変換が上手くいかないのだと主張していたようだが、高橋は翌日の代筆で<これはパソコンのせいではなく、勝谷自身が壊れてしまっているんだ、ということを強く実感した。>と書いている。8月の段階では「もう酒はいい。一生ぶん呑んだ」と言っていたそうだが、その後、医者に隠れてアルコールを摂取していたらしい。〈壊れた〉のは再飲酒で「肝性脳症」という、肝臓の機能低下による意識障害が起きたのだ。僕は毎週土曜日に配信される『××な日々。』の付録、「週報迂闊屋」というものに長年執筆していたのだが、高橋より「勝谷の入院が長びきそうなので、平日もピンチヒッターで書いてくれないか」と依頼を受けた。これは作家の花房観音や、ネットメディア『アゴラ』編集長の新田哲史氏にも頼んだようだ。 アルコール依存症は不治の病である。一度その闇に墜ちたら、一生断酒して死ぬまで一滴も飲まずに過ごすか、飲み続けて死ぬかの二つに一つしかない。周囲の者はあの勝谷誠彦が飲まずにいられるはずはないと思ったものの、それでもまずは肝臓を回復させて、そこからしかるべき施設に入所して治療プログラムを受ければ、当面死ぬことはないだろうと考えた。幸い彼には高度の医療やリハビリを受ける経済的余裕があったし、今は「肝性脳症」でまともな判断が出来ないかもしれないが、断酒して栄養を摂り文字通り「シラフ」になれば、自分の命のため、何より「文章を書く」ため我が身を案じるのではないかと。しかし一昨日深夜、27日未明になって高橋ヨロンより絶望的なメールが来た。<都内の病院に入院中、酒を大量に買い込んで病室で飲んでいたことがわかった。また病院を抜け出して(勝谷が経営にも関わっている)『東京麺通団』に行き、無理矢理酒を出させて飲んでもいたらしい>と。医師でもある弟さんがたまたま上京したこともあり、勝谷は一緒に尼崎の実家に戻ることになった。 そして今朝、午前6時56分に配信された『勝谷誠彦の××な日々。』は、高橋による<2018年11月28日午前1時48分永眠。勝谷誠彦は故郷の尼崎で57年間の人生を終えました。>という文言で始まっていた。僕はこの数年間、勝谷と顔を合わせることを意識的に避けていた。中島らもは生前、「酒で知り合った友人も多いが、酒で無くした友だちもいる」と書いた。勝谷は僕がいつまでたってもうだつの上がらない売れない物書きでいることにイラ立っていたし、僕は僕で選挙に出たり講演で能書きたれてるヒマがあったら書けよ、ひたすら文章だけを書けよ、と思っていた。彼と会えば必ず酒になる。酒の場で、酔ってそんな話はしたくなかった。勝谷も同じ気持ちだったと思う。今でも、初めてもらったメールの最後の一文をよく覚えている。2004年、僕は『追想特急〜lostbound express』というブログを始め、そのことを当時コアマガジン社から発行されていたアダルトビデオ批評誌『ビデオ・ザ・ワールド』のコラムに書いた。 勝谷はそれを読んだのだろう、当時はまだレンタル日記サイト「さるさる日記」で連載していた『勝谷誠彦の××な日々。』で紹介してくれた。人づてに聞いたので、「さるさる日記」にあったアドレス宛にお礼のメールを書いたのだ。するとすぐに返事が来た。長年『ビデオ・ザ・ワールド』を愛読しているとのこと、80年代には僕が作ったAV作品も観てくれていたとあり、最後にこう記してあった。<機会があれば是非、一献>。拙著『猫の神様』の解説を書いてくれたことを始め、感謝してもしつくせないほど世話になった。でも今、礼を言っても仕方ない。僕らは酒を介して友情を深めた。けれど酒がなかったら、きっとこんなに悲しい別れはせずに済んだだろう。だから一足先に、向こうでしばらく待っていてくれ。後から行く。友よ、あの世で飲もう。 ※写真は2009年8月15日、丹波篠山の北新町「大正ロマン館」中庭。「夏の兄妹達コンサート」にて。篠山の友人の誰かが撮ってくれたもの。おそらく、一生に一枚だけのツーショットだと思う。data:#Instagram #MOLDIV #VIVID
by tohramiki
| 2018-11-28 19:45
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