本日は午前中から取材なので、それまでに少しでも仕事を進めるべく4時半に起きた。いつものようにお風呂に入って眼を覚ます。東京は少々強めの雨が降っている。珈琲を入れ、ライ・クーダー、3枚目のアルバム
『流れ者の物語〈Boomer's Story〉』(1972年)を流す。先日、隣の住人・杉山クン(仮名。お笑いトリオ「我が家」のツッコミ担当・杉山裕之氏に似てるので勝手にそう呼んでいた)が引っ越していった。なので、こんな風に外に雨の落ちる朝には、少々大きめの音で音楽が流せるようになった。何しろ隣の咳払いまでがハッキリ聞こえる安普請なのだ。
特に隣の杉山クン(仮名)は、直接聞いたわけではなかったが仕事が夜勤だった。朝は大抵8時45分に帰って来て、夜は9時前に出かけてゆく。僕がジョギングに出ようとして、コンビニで買ったお弁当を手に階段を上がってくるのに出くわすということも多々あった。大変な仕事だなあと常々思い、隣のオジサンの雑音で起こしては申し訳ないと気を使った。彼は引っ越すにあたり、大型テレビや洗濯機を業者引き取ってもらい、ベッドやテーブルに椅子、本棚など、家財道具のほとんど思われる品を粗大ゴミに出していった。つまり故郷に帰るとかそういう選択だったのだろうか。挨拶くらいしか交わしたことがなかったが、元気でやってほしいと思う。
※写真は本日の午前中。雨模様の渋谷。data:iPhone6 #Instagram #MOLDIV #ENCIEL