6時起床。昨日書いた原稿をざっと推敲して送り、日記をアップしてからjogに出る。昨日と同様、走り始めた時はイイ感じの小雨だったのだけど、途中から雨合羽も通して全身がズブ濡れになるほどのどしゃぶりになる。今日も短めで88分。
午後遅くから外出。まずは高田馬場のコアマガジンへ行き、月一回やっているDVDの取り込みと先日撮った夢咲こよい嬢の写真セレクト。ベタ焼きをルーペで覗いてどのショットを紙焼きするのかを決めるわけだが、昔は毎日のようにやっていたこの作業がずいぶんと懐かしい。『ビデオ・ザ・ワールド』誌編集長の吉田くんによると、最近ではプロラボ──カメラマンや出版社のための現像所──でも、現像液等の経費を考えるとモノクロの現像はやるところが少ないそうだ。本当に時代は変わっている。
時代は変わると言うわけではないけれど、次の予定まで少し時間があったので高田馬場駅前の本屋さん芳林堂へ行き本を選んでいて思った。おかしな話だけれど欲しい本が上手く探せない。要はアマゾンドットコム等、本はずっとネットで買っていたので本屋さんで本を買うというごくあたりまえの行動が上手く出来ないのだ。
ネットの場合は他のサイトで見つけた本のタイトルをクリックしてジャンプしたり、新聞や雑誌等でみつけた本の題名を検索すれば良い。ところが本屋さんというのは基本的にそういう場所では無いんだな。あくまで店内をぶらぶらと歩き、新刊の平台をチェックして雑誌の棚を覗き、単行本や文庫の棚を見て廻るというもっと豊かでムダの多い行為なのだ。フト気づくとそういう余裕が自分の中になくなってる。
7時渋谷へ。AV監督のターボ向後くんのネット用に、ドキュメンタリー作家でAV監督の松江哲明くんと三人で鼎談。道玄坂のロック喫茶BYGにて、ビールなど飲みつつMP3プレーヤーで録音。これをPodcastでラジオ番組のようにネットで流すのだそうだ。こういうのもまた、時代の移り変わりだ。色んな意味で面白かった。これについて書くと長くなりそうなのでまたいずれ。