昨日の続き。iPhoneで風景写真を撮る際、光と影のコントラストのある構図を選ぶのが、「インスタ映え」のコツかなと思う。そしてまた「写真」の「編集」機能を使えば、そんなちょっと難しめの写真が、実に簡単に撮れてしまう。僕が生まれて初めて一眼レフカメラ手にしたとき、1985年頃だからもちろんフィルム時代ですが、「写真って面白いなー」と思ったのは、光の当たるところに露出を合わせると、影の部分がまるで夜のように写ってしまうということだった。つまりひとつの写真の中に、「朝」と「夜」が同居しているように見えるということだ。
それは高校生の頃から大好きだったジャクソン・ブラウンのいちばん好きなアルバム、
『レイト・フォー・ザ・スカイ』(1974年)のアルバムジャケットと同じだった。あれはジャクソン自身が歌詞の内容からイメージしてコンセプトを作ったそうだが、実際やってみるとどうにも上手くいかず、最終的には撮影を担当した写真家ボブ・シールドマンが、ロサンジェルスの夕暮れどきに撮った風景に、オハイオの空を合成したそうだ(上記リンクしたYouTube画面)。ところがiPhoneだと「編集」機能の調整で、合成などせずそれがいとも簡単にできてしまう。
昨日書いたように「ハイライト」は目一杯落とし、その代わり「シャドー」を上げて影の部分を出す。必要によって「ブリリアンス」を調整して華やかさを出して、「ブラックポイント」で黒を引き締めてみる。そしてこれまた昨日も書いた「カラー」の中の「キャスト」という項目、これを下げると、黒が単なる黒ではなく、限りなく黒に近いブルーになってイイ感じの雰囲気が出ます。ぜひ、おためしください(^o^)/。
※写真は昨日の朝の公園。中央に写っているのは「皇帝ダリア」。2メートルから3メートルくらいにまで成長する巨大な花木で、秋と冬の間、ちょうど初霜の頃に咲くそうです。data:iPhone6 #Instagram #MOLDIV #VIVID。