一昨日、狛江から下北沢まで小田急線に乗りながら、そう言えばこの路線が高架になったのはいつだっけ? と考えた。それにともない駅は中央線などと同様画一化され、すべて面白味のない同じような駅舎になってしまったわけだが、そんなことを偉そうに言いながら、自分だって昔の駅がどうだったのかなど、もうすっかり忘れているのであった。そこで何かネット上にでも残っているものはないかと考えて、思い出したのがこの動画。
2分45秒くらいに「豪徳寺」という駅名が写る。駅前になぜこのような階段があるかというと、手前(経堂側)で世田谷線と交差しているからだ。つまり小田急線は少なくとも、豪徳寺近辺は古くから高いところを走っていたわけだ。
※YouTubeは山田太一・脚本『男たちの旅路』シリーズ。名作ぞろいの中でも特に名作と呼ばれる「車輪の一歩」(1979年)より。斉藤とも子ちゃんのこの、トレーナー(あの頃はスウェットをこう呼んだのだw)からポロシャツの襟を出すスタイルは「ハマトラ」といったんだよな、確か。