何時間も眠てしまう日、際限なく眠れてしまう日というのが年に何回かあります。そんな一日。土曜日は夜の7時頃床に就き、本日は正午過ぎまで眠り、昨夜書かずに寝てしまったこの日記をアップすると、またもや睡魔が訪れてフトンに倒れ込んだ。夢を見た。実家に戻ると死んだ親父ともうひとり、僕の父親と称する男が酒を飲んでいる。その人は僕の嫁のお父さん、つまり義父だという。親父の方は早々に酔っ払い、「お先に」と寝てしまい、僕は義父と酒を共にすることとなる。
義父はもう90才を超えているというが、ふっくらとして肌つやもよく元気だ。そして夢の中で、僕はその人のことがとても好きで実の父親のように敬愛し、相手も僕を息子のように可愛がってくれている。なので僕らは「お義父さん、飲みましょう」「うん、正月だしな、今夜は飲もう!」などと陽気に杯を交わす。眼が覚めて気がついた。その人は僕が22才のとき初めて入った出版社の上司だった。若い頃の僕はその人のことが好きではなかったし、相手もそうだったと思う。そして数年前に亡くなったと聞いた。70代の前半、決して長生きではなかった。
※写真は実家のある新百合ヶ丘駅近く、ショッピングセンター「新百合丘オーパ(OPA)」から、隣接する「ホテルモリノ」へ続くエスカレーター前にて。data:iPhone6 #instaplus #Normal #CRT