ジョギング用のサングラスが壊れてしまいました。確かユニクロで1,200円くらいで買った安物だが、ツルの部分が取れたりしてもセメダインで補強したりして、3年ほど使っていた。ところで少し前、話題の本『「居場所」のない男、「時間」がない女』と『男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学』の著者、
水無田気流さんと田中俊之さんの対談がネットにアップされていたのを偶然読んだ。するとそこには<平日に住宅街にいる男性は不審者扱いされる時代>と書いてある。田中さんは<フルタイムで働く「まともな男性」なら平日の日中は会社にいるのが当たり前だから、その時間帯に住宅街にいるのはおかしいと思われてしまうのですね。>と発言され、小学生のお子さんを育児中の水無田さんは「怪しい男がいるので気をつけましょう」という、自治体からのメールを頻繁に受け取るという。
うーむ、とワタクシは唸りましたね。以前にも書いたことがあるが、我が家周辺はけっこうな高級住宅街である。少子化と言われる中、お子様もけっこう多い。遅寝をしていると、たいていは小学校や幼稚園に登校する子どもたちの元気な声で起こされる。で、そんな平穏な住宅街にポツンと建つ築45年のオンボロアパート、そこに住んでいる独身の50男というだけでもうアヤシイ。充分すぎるほどアヤシイ。しかもソイツは会社にも行かず、朝っぱらからノースリーブのウエアにジョギングトランクスというスタイルでウロウロしてるんである。「不審者」扱いされ、通報なんぞされた日にゃエライことになる。だからせめて、サングラスくらいは外して歩こうと思ったのですね。
家を出るときは、愛用のナイキのジョギング用キャップのツバの部分に掛けておく。そして近所の人とすれ違えはサワヤカに挨拶を交わして出来るだけ怪しまれないようにして、住宅街を抜け、走り出すときからサングラスをかければいいと。そうやってこの夏の陽射しをやり過ごしてきたワケですが、本日、通りに出て走りだそうとiPhone6のミュージックを操作してたら、サングラスが帽子からカチャンと路上に落ちた。そして見事真っ二つに割れてしまったわけです、しくしく。しかしまあ、Amazon.co.jpで検索してみたら、今はけっこうカッコイイのが2,000円以下で売っているのでした。それに関してはまたいずれ。
※というワケで写真は見事真っ二つに割れてしまった愛用のサングラス。捨ててしまう前に写真に撮っておきました。data:iPhone6 #instaplus #Azoic #RVP100