毎年書いておりますが、本日7月26日は我が相棒たちの「暫定誕生日」でありました。なぜ「暫定」なのかというと、捨てネコなので正確には「拾った日」なのですが、それではあんまりなのでこう呼んでいるワケです。もう本当に昔の話になってしまいましたが1993年、例年よりひどく梅雨明けが遅かったその年の今日、彼らは公園の外れのゴミ箱の下で、降り続く雨を避け、栄養不足でほとんど見えない目やにだらけの状態で、泥に汚れてニャーニャーと鳴き続けておりました。
今日も晴天の猛暑日、午前中からjogに出てその場所まで走ってみました。彼らが隠れていたゴミ箱はもう数年前に撤去されていますが、その場にしゃがみ土の匂いを嗅ぎ、生い茂る夏草を眺めていると、あの夜の記憶がとても鮮烈に思い出されました。ネコの飼い主(イヌや他のペットたちも同様でしょうが)は誰もが言います。「ウチに来てくれてよかった」「ウチの子になってくれてありがとう」と。今日はその想いを抱きしめ相棒たちと、彼らに出会わせてくれた猫の神様に感謝した一日でした。
※写真は2002年頃。仕事場のデスクの足元に来て、何か言いたそうなぎじゅ太とみャ太。data:(元写真)data:CANNON IXY DIGITAL 200を、:iPhone6 #instaplus #Velvic #CRTで加工。