10時過ぎにのろのろと起き出す。昨夜寝たのは午後7時頃だから、15時間も眠ったことになる。もちろんそんなに熟睡は出来ないから、ウトウトとしつつ幾つもの夢を見た。不思議なことにもう何年も会っていない、昔お世話になりつつ不義理をしている人ばかりが出てきた。その中に、2年前に休刊した『ビデオ・ザ・ワールド』誌のY編集長がいた。場所はコンクリート打ちっ放しの、無機質な感じの駅だった。彼は大型のショッピングバッグを提げていた。アダルトのメディアがDVDに以降したのは2000年頃だったろうか? それまではVHSだった。
当時も宅配便は今と同じくあったはずだが、それでもショッピングバッグにVHSテープをいっぱいにして、最寄りの駅まで届けてくれたものだった。夢の中に出てきた駅がどこかはわからない。井の頭線の神泉駅に何となく似ていた。僕は改札口に入ったところで彼に気づく。「ああ、久しぶり」と声をかけようとすると、電車が来たのか忙しそうに階段を駆け降りてしまった。
※写真は6月10日。市ヶ谷橋から四ッ谷方面を写す。data:iPhone6 #instaplus #Velvic #MinimalB