こうして毎日アホのように日記に写真をアップしていると、時々「トーラさんって写真がお上手ですね」と言って頂くことがある。とてもありがたく嬉しいお言葉ですが違います。僕は写真が上手いのではなく、「たまたま上手に撮れた写真をアップしている」だけなのですね。常に上手な写真が撮れるのか、はたまた偶然上手に写真が撮れてしまうのかの間には大きな違いがある。僕は極めて個人的にだが、これがプロとアマチュアの違いだと考えている。プロフェッショナルなカメラマンというのは、編集者なりアート・ディレクターなりプロデューサーなりに、「コレコレこういう写真を撮ってください」と言われた時に、「ハイ、わかりました」とクライアントの要求通りはもちろんのこと、時にはそれをはるかに上回るクオリティの写真を上げ、驚く相手を尻目に窓辺から眼下の景色など眺め、横顔で「フフ」などとクールに笑う人のことである(←この辺、ずいぶんとオレの偏ったイメージが入り込んでるナ)。
ともあれワタクシにはとてもそんなことは出来まへん。20代の頃お付き合いしていた女性に、「アナタ、写真が撮れるんだからカメラマンになったらいいのに」とよく言われた。その頃僕はアダルト誌の編集者をしていたので、彼女としたら女友達から「あなたの彼氏って何してる人なの?」と聞かれ、「んー、エッチな本を作ってるみたい」と言うたび気の毒がられ時にはドン引きされ、恥ずかしい思いをしたようだ。確かに「私のカレってカメラマンなの」と言いたい女子心はよくわかる。ワカルが無理なものは無理(>_<)。というワケで本日はセルフ・ポートレートでございます。この今流行りの「自分撮り」というヤツこそ、「たまたま上手に撮れた写真をアップする」局地ではないでしょうか。誰だって自分がブスに写ってる写真は晒したくない。つまりコレがワタクシの限界であります(涙)。ではまた明日。
※それにしてもこの「ほうれい線」が56才のオジサンを物語ってますな。もっと深く刻まれてミック・ジャガーやロン・ウッドのようなカッコイイおじいさんになりたいものですが・・・やはり無理か、無理なのか!(>_<)。data:iPhone6 #?instaplus #?Wayne #?MinimalB。