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結局一昨日の1月13日は、四ッ谷から新宿まで歩いてしまった。T社で取材が終わった後、お世話になっている編集さんと「久しぶりにお酒でも」という約束をしていた。その方の会社が新宿御苑の近くにあり、少し時間があったので、ビックカメラでデジタルレコーダー用のエネループ(蓄電池)を買いたいし、出来れば東急ハンズにも寄りたいなと思ったのだ。ちょうど甲州街道を新宿南口方面へと向かっていた時だった。映画館「バルト9」の裏手、新宿高校の脇である。陽はとっぷりと暮れていた。右手前方から手を振って近づいてくる人がいる。アジア系の旅行者のようだ。ゴロゴロ転がすタイプの大きなスーツケースを引きずっている。ご夫婦のようで、年の頃は40代半ばだろうか。奥さんは、マニアックな例えで恐縮だが、アンガールズ田中君のお母さんに似た小柄でニコニコした人で、一方ご主人は身長185センチはあろうかという、スポーツ選手のような堂々とした体躯である。こちらは逆に笑うのが苦手というか、不器用な、日本で言えば「昭和の男」という感じ。
ところが二丁目交差点へたどり着いてもみても、ココもやはり本当に淋しい場所で、店らしきものは「ロト6」の売り場だけ。しかもこんな時間にも関わらず客が数人並んで待っていて、それを押しのけて売り子のオバサンに訊ねられる雰囲気じゃない。でも、そうか、この先を曲がると「マルイ・アネックス」だ。マルイなら案内嬢がいるんじゃないか。そこなら教えてもらえるんじゃないかと、「コッチ、コッチ」とまた手振りで合図。二人はスーツケースをゴロゴロ僕の後を付いてくるという妙な三人組。ところが店内にはデパートにはよくある受付ブースが見当たらない。ともかく眼に付いたテナントの店員さんに「案内所はどこですか?」と訊くと、「どのようなご用件でしょう?」とニッコリ笑う。20代後半とおぼしき女性。「実は場所を探してるんです。この近所だと思うんですが」と言ってみると、「それなら私がお調べしましょう」とショーケースの上に置いてあったラップトップでGoogleMapを開いてくれた。ああ、なんて親切な人なんだ! しかし住所を入れると何故かまた「西新宿3丁目」と出てしまう。彼女は「あれえ、変ですねえ」と今度は住所ではなく、切り抜きに記されていたお店らしき名前で検索してくれた。するとやはり西新宿、しかもそこはホテルだった。『サンメンバーズ東京』。そうだよ、スーツケースを持ってウロウロしてるんだから行き先は当然ホテルだろう。でもそれっぽい名称じゃないから、僕が勝手にお店だと思い込んでしまっていたのだ。しかも日本語表記では「新宿3丁目5-15」となっているものの、よくよく見ればその下にはちゃんと「Nishi-Shinjuku3-5-15」と書いてあったじゃないか! ともあれその優しい店員さんにお礼を言い、マルイの外で待っている二人の元へ。でも何て言ったらいいんだ? 場所はワシントンホテルの先。かなり遠いぞ。スーツケースをゴロゴロ歩くなんてとても無理だ。「エート、シンジュクのステーションの向こう。ワカル? とても遠い」なんて身振り手振りを交えて言ってみるものの当然通じない。 「タクシーで行った方がいい。タクシー、ワカル?」と言うと、「???」という表情をしながらも奥さんの方が「的士(テキシ)?」と言った。そうだよ、香港に行くとタクシーには「的士」と書いてあるじゃないか。「いえす、いえす、てきし、てきし」とタイミングよく走ってきたタクシーを停め、運転手さんに例の切り抜きを渡して「ココに行ってもらえます?」と頼む。二人はスーツケースをトランクを仕舞いながら、両手を合わせる仕草をして、何度も何度も「謝謝(シェイシェイ)」と言ってくれた。エート、英語の「You're welcome」や「Have a nice trip」に当たる言葉って何なんだろう? と考えても判るはずなんてなく、手を振るご夫婦を乗せた「的士」は、新宿通りを紀伊国屋方面へと走り去っていった。中国と日本、我々は隣人。我らは親しき友(^o^)。 ※写真はやはり一昨日、午後5時38分。四ッ谷四丁目交差点前から新宿方面を写す。画面左、紫色の光が天に向かって昇っているように見えますが、これは霊的現象とかではなく、単にこういう変わったカタチのビルがあるのですね。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・1600。
by tohramiki
| 2015-01-15 21:41
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