沖縄では与那国馬(ヨナグニウマ)に会いました。大きさはおそらくサラブレッドの半分くらい。小さいですが、その毛並み、毛艶、バランスの取れたその肢体と筋肉は、見とれてしまうほど美しいです。お邪魔した牧場では、そんな綺麗な馬に小さな子どもたちが乗っていました。しかも鞍も鐙(あぶみ)もハミ(馬銜)もない、まさに裸馬。このような美しい馬を、小学校低学年くらいの女の子と男の子がロープ一本で見事に乗りこなしている。あやつるのは子どもたちですが、与那国馬は彼らをまるで兄のように姉のように優しく見守って乗せていました。美しい光景とは、まさにこのことだと思いました。
※写真は南城市玉城親慶原にある
「うみかぜホースファーム」にて。7月19日撮影。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。