今日も午後に胡麻ドレッシングを作りました。ところで伊丹十三氏の名著
>『女たちよ!』の中に、「ベスト・ドレッシング」という項があります。これは、<瓶入りのサラダ・ドレッシングというものがある。フランス人が聞いたら腹を立てるであろう。>と始まり、<サラダを作るにあたって、ドレッシングを自分で作らないとするならば、その人のすることはなにもないではないか。>と続く。しかし僕は伊丹さんのような、粋にして上品、尚かつスタイリッシュな動機でドレッシングを手作りし始めたのではありません。ずっと長い間、脂っぽいものが苦手という理由だけで、「リケン」のノンオイル・ドレッシングというものを買ってまいりました。しかしある日ネットの記事で、「ノンオイルとうたってあるものほど、油分の甘みとコクを再現するため添加物が多く使われているよ。ヤバイよヤバイよ」と出川哲朗氏風に書かれている記事を見つけたからなのですね。
しかしそれより自分で作ってみたら、市販のものを買うより圧倒的に安かった。これが本当の理由。何しろ以前にもこの日記で書いた
玉葱ドレッシングなど、3個98円の安い玉葱を使えば、原価100円以下で市販のもの2本ぶんくらいは軽く作れてしまう。しかも懸案でありました「脂っぽさ」も、自分でサラダオイルの量を調整出来る。また玉葱ドレッシングの場合、オイルの代わりにマヨネーズを使えば、クリーミーかつ濃厚に仕上がったりして色々と面白い。これからは益々暖かくなるので、焼肉屋さんでよく出て来るワカメと胡瓜のサラダなんかが美味しい季節になりますね。となると中華風ドレッシングはどのように作ろうか? などと思案して暮らしております。ところでドレッシングの「リケン」と小保方サンで突如有名になってしまった「理研」とは、決して無関係ではないそうです(※正式社名は「理研ビタミン」。戦前の財団法人理化学研究所を母体として、ビタミンAの製造部門を引き継ぐ形で発足した。←Wikipediaより)。ではまた明日。