新年3日目。本日もjogは自粛。仕事を始める前に取り敢えずお風呂に入り、いつものように本を読む。12月29日にロバート・B・パーカーの『過ぎ去りし日々』に触れ、「年内には読み終える予定」と書いたがやはりそのようになった。そこで元旦からは同じくパーカーによる探偵スペンサーを主人公にした連作、第3作の
『失投』を読み始めた。おそらく10年振り4回目くらいの再読。現在残り20ページほどだが、「思い込んでいた以上の傑作だった」というのが率直な感想。巻末の解説で北上次郎さんも、<本作はスペンサー・シリーズがオーソドックスな私立探偵小説から、ヒーロー小説へと移行するターニング・ポイントになった作品である。>と書かれている。そう、つまり『過ぎ去りし日々』に関して書いた、「人生の意味を世俗的な成功」に求めることなく、「自らに課した規範の中に求める」というパーカーの哲学が、スペンサーというタフな英雄の中に本格的に描かれていくのがこの作品からなのだ。
29日の日記をアップした後、Facebookやメールで「読んでみたいです」というコメントを頂いた。しかしパーカーくらいの多作なベストセラー作家になると、「果たして何から読むか?」という問題が大きく立ちはだかる。スペンサー・シリーズひとつ取ってみても処女作『ゴッドウルフの行方』から遺作となった『春嵐』まで、執筆年数は約40年、全39冊に及ぶのだ。一般的に最高傑作と呼ばれるのは7作目の『初秋』(1982年・日本版発行)だが、その前の『レイチェル・ウォレスを捜せ』も捨てがたい。冒険小説の要素が最も強い『ユダの山羊』も人気は高いが、暴力シーンが多いので好き嫌いが分かれるだろう。シリーズ全体を俯瞰するには、スペンサー生涯のパートナーとなるスーザン・シルヴァマンが登場する第2作の『誘拐』、あるいは相棒ホークが初めてお目見えする第4作『約束の地』でもいいが、僕としてはやはりこの『失投』から読み始めるのをおすすめしたい。その理由と物語に関しては、長くなりそうなりでまた明日にでも。
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