わがんね──これが現在のワタクシの偽らざる心情であります。何の話かというと、今週から会社で取り組んでいるとあるPCソフトのお話。いやはやコレがわからない。そもそもコイツはGoogleが提供しているフリーソフトなのだが、最初はダウンロードしてMacにインストールすることすら出来なかった。「問題が発生して開けません」というアラートが出てしまうのだ。けれど最近は便利なもので、検索窓にアプリケーションの名前と、Mac・スペース・インストールと入れれば、同じような悩み(というほどのことではないが)を抱えている人は多いようで、〈Q&A【OKWave】〉や〈教えて!goo〉には質問が載っていて、さらにはわかりやすく説明してくれるエライ人がいる。しかしまあインストール出来ただけで「ワーイ、ワーイ」と歓んでいる場合じゃない。HTMLという原語を使うので、タグとかクラスとか、生まれて初めて眼にする言葉がゾロゾロと出てくる。いやはや。
それにしても、今年もまだ3ヶ月あるが、こんなにも「生まれて初めて」を経験した年は今までにないはず。2月から始まったグルメ系の取材は初めてだったし、ライターとしてお店にアポを入れるなんてのも初めて(それまでは編集者がやってくれた)。しかも短期間で30軒もの取材許可を取るなんて、「本当にオレに出来るのかな?」と思った。初めてではないが会社勤めも始めたし、ホラー小説を書いたのも初体験、毎朝お弁当を詰めるのも初めて。波乱のオジサン人生だ。いったいワタクシは何処に向かっているのでしょうか? この調子だと、来年の今頃は北三陸で海女さんになっているかもしれない。おがまいねぐ──と、こういう『あまちゃん』のフレーズを引用するのはそろそろ終わりでしょうか。ちょっと寂しいですね。ではまた明日。