久しぶりに、一冊の本を熱中して読んでいます。谷岡雅樹・著
『竜二漂泊1983 この窓からぁ、なにも見えねえなあ』(三一書房)。出た時からずっと気になっていたのだが、昨日、新宿の紀伊國屋書店でやっと買えた。以来、たとえば朝会社への道を急いでいる時でも、赤信号で止められると、カバンから取り出して数秒眺め、「いやいや、こんな面白い本をこうやって中途半端に読んでしまうのはよくない、電車の中でじっくり読もう」としまい込み、でも気になって・・・ということを繰り返している。著者の谷岡雅樹さんには『Vシネマ魂〜二千本のどしゃぶりをいつくしみ…』という名著があるということは聞き及んでいたが、何しろVシネマというものをほとんど観たことがないので手にすることはなかった。『竜二』とは言うまでもなく、1983年に公開され、その年にガンで亡くなった役者・金子正次の遺作。
ただしこれは映画『竜二』の解説書でも評論でもない。金子正次と『竜二』が持っていたもの、体現していたもの、象徴していたもの、そして1983年という時代について、それから30年の間に、我々がいったい何を失ってしまったか? について書かれた本である。少なくとも今読み進めた208ページの時点では──。全408ページの大著。まだ半分ある。この先いったい何が描かれていくのだろう、嬉しくてしかたない。読んでいて決して楽しい本ではない。むしろ息苦しくなってくるのだが、読み進めずにはいられないのだ。それが嬉しい。ちなみに映画『竜二』にまつわることは東良美季も『追想特急〜lostbound express』に
「金子さんのこと、菊地さんのこと」というタイトルで、また柴田一馬役・菊地健二と彼の唄った曲「待ってろよ」に関してはこの『毎日jogjob日誌』2011年10月31日に
「奇跡」というタイトルで書いています。
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