仕事でカンパニー松尾監督が秋山祥子ちゃんという人気AV女優を連れて鳥取へと向かうDVDを観ていたら、砂丘の近くのレストランでカレーを食べるシーンが出て来た。鳥取はカレールーの消費量が全国で1、2を争うのだそうだ。松尾さんのカレー好きはファンには有名で、特にこういった旅物では女優さんと一緒に、あるいは撮影を終えてひとりスプーンを口へと運ぶシーンが見受けられる。それはともかく思い出したのは、高田馬場駅から徒歩20分ほど、明治通りの手前、諏訪町の交差点近くにある有名カレー店
〈夢民〉のことだ。「夢」の「民」と書いて「ムーミン」と読む。カウンターだけ、10席あまりの小さなお店だが、熱狂的とも言えるリピーターが多かった。野菜やベーコンをフライパンで炒めてからカレールーと混ぜるという独特な作り方で、このレシピはご主人が夢の中で閃いたと言われている。
今「諏訪町の交差点近くにある」と書いたが、正確には「あった」である。〈夢民〉は昨年12月29日に閉店した。創業1975年。〈食べログ〉の口コミによると、最後の日には開店前に100人の客が並んで別れを惜しんだという。僕は20代の後半を高田馬場にある白夜書房という出版社で過ごしたので、まさに青春の味であった。閉店するという話も、当時の編集者仲間で今はカメラマンになっている
安藤青太くんがFacebookで書いていたので知った。ホームページを見ると店を閉めるのはご主人と奥さんの健康上の理由が大きいようだ。若いご夫婦がやっていいるお店というイメージがあったから意外だったのだが、そうだよな、考えてみたらこっちだって充分歳を取ってるのだ。
けれど、不思議だ。あの頃足繁く通っていたお店の人は、いつまで経っても若いままという気がする。そんな想いに囚われている僕こそ、まさに夢の民のようだ。色んなことが終わっていく。永遠に続くかと思われた日々にも、必ず終わりが来るのだ。
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