午後より外出。昨年、平野勝之『監督失格』関連のイベントでお世話になったアップリンクさんから試写の案内を頂いたので、フィリップ・グランドリュー監督作品
『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう/足立正生』を観に行く。場所は飯田橋にある東京日仏学院。フィリップ・グランドリューという監督のことは知らなかった。どちらかと言えばファインアート系の映像作家であり、フィルムエッセイからフィクションまで幅広く手がける人だという。足立正生に関しては、少し説明が難しい(特に若い人に対して)。バイオグラフィー的に書けば、1939年生まれ。日大芸術学部映画学科在学中に発表した自主映画『鎖陰』で注目され、その後は若松孝二が主宰する若松プロダクションに所属、大和屋竺と共にピンク映画の脚本を数多く執筆。自らも前衛的で実験的な映画を撮った、言わば伝説的な映画作家である。大島渚の傑作『絞死刑』には保安課長役で出演している。

しかし1971年、若松孝二と共にパレスチナへ渡り、日本赤軍と合流。パレスチナゲリラの日常を描いた『赤軍ーPFLP・世界戦争宣言』を製作。若松は帰国したが、足立はその地へ移住し赤軍と行動を共にしたことから国際指名手配される。1997年、岡本公三や和光晴生ら44と共にレバノン・ルミエ刑務所にて逮捕抑留され、2000年3月に刑期満了。身柄を日本へ強制送還、逮捕された。そして2007年、田口トモロヲ、PANTAといった異色のキャストを起用し、かつての同志・岡本公三をモデルにした約35年振りの監督作『幽閉者 テロリスト』を発表する。映画『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう/足立正生』は東京を舞台に、フィリップ・グランドリューが自らカメラを廻し、現在の足立正生を追ったドキュメンタリーということになるのだが、そう簡単に語れる作品ではないので、明日の日記でもう少し続きを書くつもり。ところで足立正生によるドキュメンタリー映画、
『略称・連続射殺魔』(1969年制作)は現在ニコ動で観ることが出来る。音楽は富樫雅彦と高木元輝である。
※東京日仏学院は結婚式場や映画館もあるのだが、基本的にはフランス語の学校。写真はトイレを探して歩いているうちに迷い込んだ教室。美しい光の入る建築。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。
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