7時起床。外は雨。今日は走りたいと思っていたのだが、窓を開けると、快適なジョギングはとても出来そうにない強い降り。しかも天気予報によればこの先風も強くなり、正午前には7メートルに及ぶという。仕方なくjogはあきらめ、午前中よりiMacに向かう。昨日に引き続き確定申告用の帳面作りに没頭する──と書きたいところだが、そもそも原稿書きでも集中力に欠けるのだから、こういう数字を扱う作業となると尚更である。なので、時々「休憩」と称し、台所に立つ用事を作る。流しの洗い物をしたり、ガス台の拭き掃除をしてみたり。そして夕方になってからは、ハンバーグのタネを作ってみました。
普段はあまりこういうお子様の食べ物は作らないのですが、昨日ジムの帰りにいつものスーパーいなげやに寄ったら、「野菜98円均一セール」というのをやっていた。玉葱が中4個で98円。人参は20センチくらいのが3本、新ジャガも3つで98円である。さらにこのお店は正午前、挽肉が半額になる。昨日の売れ残りと、今朝ミンチしたものを入れ替えるのだろう。100gが50円程度。これはもう、「ハンバーグを作りなさい」と言っているようなものであります。というワケでまずは玉葱のみじん切りと大蒜2カケ程度をフライパンで炒め、冷ましておく。その間またこしょこしょと数字を打ち込む。
1時間ほどして充分冷えたところで、玉子とパン粉、塩、胡椒したものを練って形を作った。大きめの楕円型を3つ。2つは冷凍しておいて、もう1つを仕事終わりでビールのアテに焼く。それにしてもハンバーグてえヤツは、焼くのが楽しいですね。豚肉生姜焼きなんかの場合は、食欲は感じても楽しさというものはあまりない。もう何年もやっていないけれど、牛のステーキ肉は焼き加減に気を使うので緊張する。それに比べ何でしょう、このワクワク感は。ハンバーグはフライパンで熱することにより、いかにも肉汁閉じ込められてるいく風情がある。それが心躍る。しかもある程度肉汁が外にしみ出してしまっても、それはそれで美味しいソースになるのだからまた楽し。
そう、僕はこのソース作りが好きですね。ハンバーグ本体をお皿に移してから、お肉と玉葱のエキスが油に絡まったところに、ケチャップとウスターソースを入れ。熱を加えながらスプーンで混ぜる。その前に、本日はちょうどいいことに冷蔵庫に余った生マッシュルームのスライスがあったので、そいつを炒めてキノコソースにいたしました。もちろん「98円均一」の人参と新ジャガも、ソテーして付け合わせでいただきます。ところで「お子様の食事」と言えば、昨年末不意にデミグラスソースを使ったミートソースのパスタが食べたくなり、余ったデミグラス缶とトマトの水煮を合わせたものを、冷凍庫に保存しておいたのでした。フム、今日作った残りのタネにはこれを使い、今流行りの煮込みハンバーグにいたしましょうと思い付きました。ではまた明日。