6時起床。この日記のアップだけして、朝いちばんにジム。帰りに西友に寄り、5本指靴下を買う。3足セットで995円也。家へ帰ってさっそく履いてみる。実を言うと初体験であります。考えてみれば当たり前の話なのだが、履くのに多少手間がかかる。今までみたいに立ったまま片足を上げてササッと、というわけにはいかない。ちゃんと椅子に座り、指を1本1本入れる必要がある。しかし、想像を遥かに超えて気持ちがいいですね。人間とは、足の指を自由に開けるだけで、いかに開放感を味わうものなのか。いやホント。さらに一昨日の日記に書いたように、その上にユニクロのヒートテック靴下を重ね履きすればポカポカ(笑)。もう無敵。うーん、どうして今までためしてみようとしなかったのか。
ところで、ココ数年で世の中に現れたような5本指靴下ですが、個人的には大昔に見たことがあった。雑誌『ミュージック・ライフ』に載っていた、クイーンのグラビアである。1970年代半ば、高校生の頃だったと思う。当時の『ミュージック・ライフ』と言えば、ロック雑誌ではあるのだがノリは芸能アイドル誌。ステージ写真ではなく、季節外れのプールサイドでくつろぐメンバー達、といったオフショットだった。ブライアン・メイがビーチベッドに寝転び、それを足元から撮った写真があり、「プライアンの靴下に注目!」というようなキャプション(写真説明文)がついていた。ボーダー柄の5本指靴下だったという記憶がある。
ネットで調べてみると、5本指靴下は「1970年(昭和45年)8月1日、スペインのカルセン社ルイス・センティヌ・アンフルンス社長により5本指ソックスの特許が出願され世界で始めて工業的に生産されました」とある(
「5本指ソックスヒストリー」より)。クイーンの人気が日本で確立されたのは、3枚目のアルバム『シアー・ハート・アタック〈Sheer Heart Attack〉』所収の
「キラー・クイーン〈Killer Queen〉」がヒットした後だろう。調べてみると日本発売は1974年12月21日。となると、ブライアン・メイが履いていたのもまた、このカルセン社製品だったのだろうか。ところで上にリンクしたYouTubeを聴くと、ブライアンのギターとコーラスにかけられたエグイほどのイコライジングが本当に凄い。当時このサウンドには本当にびっくりしたんだよなー、と改めて思った。
※写真は本日、遅い朝。ジムにて、無人のエアロビスタジオを撮る。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。