7時起床。116分走る。ゴールデン・ウィークという言葉はたぶん僕が小学生の頃からあるけれど、元々は映画会社や配給会社が興行収入拡大のために作った宣伝用語だったというのはけっこう最近知った。最近といってもココ10年くらいのことで、確か小林信彦さんのエンターテイメント時評『コラムは〜』のシリーズで読んだのだ。我ながらトシをとったなぁと思うのはこんなふーに10年前くらいの出来事を、ごく自然に「けっこう最近」などと言っているのに気づく時だ(涙)。そう言えば死んだバアチャンは太平洋戦争のことを「この間の戦争」って言ってたな。
で、話は戻ってGWなのでビデオで映画を観ることにしました。少し前に書いたように二日間カレーを作りながら少々深酒をしてしまい、その後も「むふっムハッ」とコーフンしつつ大鍋一杯のカレーを食べ尽くしてしまったので胃腸がかなり疲れてる。また三日ほど半断食して内蔵疲労を取ることにした。もちろんお酒も禁酒です。そうなると夜が長くなるのでレンタルビデオの映画でも見て過ごそうという作戦でなのすね。
久しぶりに近所のレンタル屋に行ってみると「コーエン兄弟コーナー」というのが出来ていて「おっ」と思う。ずっと未見だった『赤ちゃん泥棒』があった。このお店は大手チェーンではないいわゆる町のビデオ屋さんなので、こんな旧作がいきなり入荷したわけでもないはず。というコトは今までは「コメディ」のコーナーにでも埋もれていて気づかなかったのかもしれない。これまた見逃していたガイ・ピアーズ君主演、曾孫ウェルズ監督のリメイク版『タイムマシン』と一緒に借りて帰る。それにしても地味過ぎる連休の過ごし方ですね。