今日も一日中iMacの前に座る。夜、何気なくテレビを点けると、『報道ステーション』で野田総理の所信表明演説をやっていた。が、野党の野次がうるさくてよく聞こえない。何でしょうね、あの下品さは。民主党に問題があり過ぎるほどあるのは判ってるけど、「じゃあ、やっぱり」とならないのは、自民党の持つこの、救いようのない品の無さだ。皆さまよくご存じの通り、TVカメラというものは野次を飛ばしてる連中の顔は写してくれない。だから余計にもどかしい。どうせまた丸川珠代みたいな、顔とスタイルがちょっとイイばっかりに性格まで悪くなってしまったバカな女がギャーギャーわめいてるんだろうなと思うと、心底暗い気分になる(涙)。まあ、河野太郎サンみたいな人もいるので自民党も頑張って欲しいものです──って、全然フォローになってませんね。
今日野田さんは演説の中に、我が身を呈して最期まで防災放送を続けた、南三陸町職員・遠藤未希さんのことを引用していた。もう、我々は価値観をハッキリと決めるべきだと思う。丸川珠代みたいなお勉強だけが出来て、誰かから「美人」と呼ばれちやほやされる下品な女がいいのか、それとも華やかさはないかもしれないが、地方の町で堅実に、自らの仕事を真摯に全うする女性の方が気高いか? 何故ならこの国にはもう二度と、バブルのような好景気は来ないからだ。世界はインターネットで繋がれ、情報は瞬時にして公平に伝達され、西側諸国だけが美味しい思いを出来る時代は終わった。お勉強が出来ようがヴィジュアルが良かろうが、そんなものを生かせる華やかな生活なんて二度と訪れないのだ。
「学歴偏重」も「世の中しょせんは金」も「美人は得」も、この先はもう通用しない。談合やって税金を公共事業にジャブジャブ使おうと思っても、そんな金すら無いのだよ。東大出ていい会社入ろうとしたって、アジア諸国からアフリカから、優秀な人材が溢れるほど押し寄せて来るだろう。だったらもう品性しかないだろう。真摯な姿勢しかないだろう。誇りを持って気高く生きることが、何よりも大切となる日々が来る。こういう切羽詰まった世の中で、下品なヤツを見ていると本当に疲れる。自民党、アンタ達が古き良き昭和の時代を懐かしみたいのは判ったよ。すべてが終わったって信じたくないのは知ってるよ。だから、もう少し静かにしてくれ。