ふう。相変わらず余裕の無い日々が続いております。土曜日が来るたびに思う。いったい何ヶ月休んでいないのだろう? 今日は原稿書きに加え、明後日の月曜日、急に大阪へ日帰り取材に行くことになったので、先方へのルートをGoogleマップで調べたり、新幹線の切符を〈えきねっと〉で予約したりする。延々と終わらない書き下ろしを日々続けている今、丸一日取材で潰れるというのは相当痛い。しかし、来年までまったく収入の目途が無い現在、お断りするなんて暴挙にはとても出られない(涙)。てゆーか、そもそもこの時期には本来とっくに終わってるはずだったのです。うーうー、オレのばかー。
でも、そんな状況にあっても、本日はとても嬉しい出来事があった。以前、
『猫の神様』がご縁でメールのやりとりをしていた方から、Facebookを通じて約4年振りに連絡を頂いた。“ちれ”ちゃんという黒ネコをリンパ癌で亡くされたという飼い主さんだった。ところが何という運命のいたずらか、「私もリンパ癌になってしまいました」というのが最後のメールだった。その方はご主人がお医者様とのことで、大丈夫だろうとは思った。いや、そう信じたかったのかもしれない。けれどその間、僕の方でも、親友のKが肺癌で逝った。
でも今日、「体調の方もすっかり良くなりました」とFacebookのメッセージにはあった。ほっとしました。考えてみれば、ネットを通じての交流というのは、とても儚い。ある時期、とても頻繁にメールをくださった方から、パタリとお便りが無くなる。気にはなるのだが、こちらから「どうかしました?」と訊くわけにもいかない。単純に、もうこの日記を読んでくれなくなっただけかもしれない。けれどその逆もある。時々、「私のことなんてもう覚えてらっしゃらないでしょうが」とお便りを頂く。
いやいや何をおっしゃいますやら。この日記を読んでメールをくださった方のことは──1回、2回だけの方はともかく──何度も頂戴した場合は必ず覚えています。逆に、お仕事貰った編集さんのことをすっかり忘れてたりする。「以前××でお世話になりました△○です」とか言われても、「エート、誰だっけ?」とか言いつつメールソフトを検索したりして・・・こりゃ仕事貰えんわな(涙)。あっ、そうそう、読者の方も編集さんもそうですが、男の人のことは簡単に忘れます。女性はどんな年上の方であっても(そもそも僕の読者に若い女性はいない!)覚えてます。そう、オレはこう見えても、今巷で話題のロールキャベツ男子(オジサン?)なのだよ。ふっふっふ(←不敵な笑い)。